ニュージーランドで起業したい人が「まず」知っておきたいこと

日本を離れて、ニュージーランドで生活したい。自分の好きなことを仕事にして食べていけたらどんなに良いだろう?と思い描くことありませんか?

実はそういった相談を受けることがあります。

受けた相談のなかで何人もの人が見落としていたことがあったので、今回はそのことについて「ニュージーランドで起業したい人がまず知っておきたいこと」として、記事にしたいと思います。

日本を離れて自営業を営んで生活したい

It's a Small World

子どもがいる方や、これから子どもを持って家族を築こうとしている方にとって、子どもに自然が多い環境を与えたかったり、英語圏で生活することでグローバルな子に育つことを望んだり、原発の心配をしなくていいニュージーランドは「子連れで移住したい国」として非常に人気が高いそうです。

そんな国で会社という組織に縛られず、自分の力で生きていきたい、自分が好きなことを仕事にしたいと思うのは当然のことかもしれません。

過去に「相談したいんです」と連絡をいただいた方の多くが、僕がフリーランスで仕事をしていることから、「ぶっちゃけどうやって収入を得ているのか」とか「フリーランスとしてどうやって仕事を得るのか」「自分で食べていけるようになるまでの道」を聞きたいといいます。

そんななか、多くの人が見落としているのが「ビザ」です。

日本から来ていきなり自営業にはなれません

食べていけるほど稼げるか稼げないかは別として、日本人が日本国内で仕事を辞めて「よし、今日からフリーランスで食べていく」と決めてフリーランスで食べていくのは自由です。

ところが海外では、そうはいきません。

正確には日本を含めほとんどの国で、外国人は永住権や国籍を取らない限り、自由に起業したり、自由に仕事をすることを禁じています。

例えば、マッサージ師として日本で働いている人が、ニュージーランドに観光ビザで入国して、自分でお客さんを取って仕事をすることはできません。

また「ワークビザ」は企業が「外国人の従業員を雇うため」のビザなので、個人が自分のためにワークビザを取得することはできません。実際、そう勘違いしている人がいました。

海外で起業するにはどうすれば良いか

日本から来ていきなり起業したい場合は

Matariki Kite Day 2012

もし日本からいきなり来て自分で事業をしたい場合、起業家ビザ(Entrepreneur Visa)という別のビザを取得する必要があります。

この起業家ビザを申請するときは、英語で書かれた事業プランはもちろん、初期投資として最低で10万ドル(800万円)と、向こう3年間のビジネスを運用するための資金と生活資金の証明が必要になります。何気に「生活費」が家族3人4人いる場合、3年間で15万ドル20万ドル(1200万円から1600万円)とたくさん必要になってくるので、それなりに資金が必要です。

このビザも永住権ではないので、その後、事業で実績を出すと永住権取得できます。この辺は自分自身経験がないので詳しくはわかりません。ただけっこうハードルは高いそうです。

順当な流れで行くなら

「いきなり起業」でない場合は、まずニュージーランドのどこかの企業に就職して、その会社でワークビザのサポートをしてもらいます。その後、何年か働いて、細かいことはここでは書きませんけど、永住権が取れたら自分で起業することができます。

「年数」でいうと5年は見たほうが良いと思います。中には10年かかる人もいます。

もしくは永住権のポイント次第では日本に居ながらにして永住権を取得できる人もいます。その場合は一気に年数が短くなりますね。

ゆっくり着実にプランを練って実行しましょう

海外で自分で起業するのは、けっこう時間がかかります。

その国で起業するためのビザを得る必要があるので、まずはそこに時間がかかります。それと忘れてはいけないのが「海外」なので、仕事のルールとか文化も違います。

日本と同じやり方でやってもダメかもしれないし、逆に日本のやり方を持っていくことで、その国になかった新しいことができるかもしれません。個人的には同じ「起業」なら、日本人は日本で起業したほうが絶対にスムーズだと思います。

なので、ゆっくりじっくりプランを練ったり、日本にいるあいだに経験を積んだり、勉強をしたりしながら、目標達成のために尽くしていきましょう。

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