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サーティーワンなどのアイスクリーム屋でフレーバーを「シングル」「ダブル」「トリプル」と選べます。これはアイスクリームを1つ乗せるのがシングル、2つがダブル、3つがトリプルなのですが、では4つ目を何て言うのでしょう。
またフィギュアスケートで「ダブルアクセル」「トリプルアクセル」と言いますが、トリプルの次はなんて言うのでしょう。
以前誰かが「ダブルダブル」と言う謎の回答をしていましたが、もちろん間違っています。
そんな「シングル→ダブル→トリプル」の次は何だろう?と言うお話です。
トリプルの次って何なんだろう
さてシングル、ダブル、そしてトリプルの次は何でしょう。
ちなみにシングルやダブルなどこれらの意味は「〜倍」「〜重」と言う意味で使われます。
例えば「ダブル・レイヤー」といえば「2重層」になり、「トリブルボーナス」と言えば「ボーナス3倍」と言う意味です。
では、トリプルの先が何か見ていきましょう。
- シングル Single
- ダブル Double
- トリプル Triple
- クアドラプル Quadruple
- クインティプル Quintuple
- セクタプル Sextuple
- セプタプル Septuple
- オクタプル Octuple
- ノナプル Nonuple
- ディカプル Decuple
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これはなかなか覚えられません。
ちなみに「クアドラプル」は一般的に「クアッド Quad」と略されます。パソコンに詳しい人だとCPUで「クアッドコア」という言葉がありますが、あれは「クアッド 4つの」「コア」と言うことになるわけです。
他にも4輪バイクをクアッドバイクと読んだりします。
余談:双子はツイン、三つ子・四つ子も関係がある
余談といえば余談なのですが、英語で双子のことをTwin(ツイン)と言いますが、三つ子以降は上で紹介したトリプル(Triple)やクアドラプル(Quadraple)が大きく関係してきます。
例えば三つ子は英語でtripletsと言います。これはtripleの最後に「t」を付けて複数形の「s」も付けたものです。ただし日本語では「s」は言わず「トリプレット」と言います。
三つ子以降をどう呼ぶか?というと。
- 双子 … Twin ツイン
- 三つ子 … Triplets トリプレット
- 四つ子 … Quadruplets クアドラプレット
- 五つ子 … Quintuplets クインタプレット
- 六つ子 … Sextuplets セクタプレット
- 七つ子 … Septuplets セプタプレット
- 八つ子 … Octuplets オクタプレット
- 九つ子 … Nonuplets ノナプレット
調べていくと数年前まで八つ子が世界記録だったようです。その後2021年に9つ子が生まれたという情報がありましたが、それらを表す言葉「Nonuplets」はあまり一般的ではないようです。
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日本語で使う場合は変にカタカタの言葉にするのではなく双子とか三つ子といった方がいいのかもしれません。
余談:3角形がトライアングル。ではその次は?
もう1つ余談です。
三角形は英語で「Triangle トライアングル」といいます。Triangleは「Tri 3つの」「angle 角」と言うことなのですが、それ以上の多角形を何と言うのでしょう。
- 3角形 トライアングル Triangle
- 4角形 クアドラングル Quadrangle
- 5角形 ペンタゴン Pentagon
- 6角形 ヘキサゴン Hexagon
- 7角形 ヘプタゴン Heptagon
- 8角形 オクタゴン Octagon
- 9角形 ノナゴン Nonagon
- 10角形 デカゴン Decagon
こんな感じでした。ちなみに四角は辺の長さに合わせてSquare(正方形)、rectangle(長方形)を使うのが一般的です。
すごく興味深いけど
いろいろと紹介しましたが、結局会話の中で使うのはトリプルが限界ですね。
どう考えても会話の中で、「ここは予算をダブルにして」と言うことはあっても、「来年度の予算はクインティプルにしましょう」と言いません。
知っておいて損はないと思うので、頭の片隅に入れておきましょう。