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この記事ではニュージーランドでドローンを飛ばすときに知っておきたいことをまとめました。
これからニュージーランドでドローンを飛ばしたい人はチェックしてみてください。
絶景だからこそ空から撮影した。でもその前に

ここ数年、テレビ番組やYoutubeの動画を見ていると空撮をよく目にするようになりました。
昔だったら莫大な費用をかけてヘリコプターやクレーンを使った空撮も、今ではほとんどがドローンを使って行われています。逆にドローンの方が狭いところに入れたり、小回りがきいたり費用以外のメリットも多いようです。
また一般の人でも手が届く1万円前後の低価格帯で、ある程度キレイな動画を撮れるドローンが登場しています。そのため一般の旅行者もドローンを所有する人が増えています。
ただ一方、一般の人や初心者Youtuberが撮影の許可無くドローンを飛ばして大きな問題になっていますね。
ニュージーランドでもオークランド空港など飛行禁止区域でドローンを飛ばし、旅客機に遅れが出るなど大問題に発展したことが何度もありました。
ニュージーランドのドローンに関する規制
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ニュージーランドでドローンを飛ばす上で知っておきたいルール・規制がいろいろあります。
例えばNew Zealand Civil Aviation Rulesには以下のようなことが記載されています。
- 飛ばして良いのは25kg以下の機体のみ(制限あり)
- 日中のみ飛ばして良い。夜間はダメ
- 目視できる範囲内でしか飛ばせない
- 飛ばして良い高さは地表から120メートルまで
- 飛行場やヘリパッドから4km以内では飛ばしてはいけない
- 必要に応じて、地方自治体や土地の所有者から許可を得ること
この中でも「飛ばして良いエリアと飛ばしてはいけないエリア」、また「許可が必要なエリア」の見極めが大切です。
詳しいルールはCAA(Civil Aviation Authority of New Zealand)や、このあと紹介するAirShareのウェブサイトで必ずチェックするようにしましょう。
ちなみに上記のページは英語で記載されています。
撮影可能区域かどうかチェックする方法
ニュージーランド国内でドローンを飛ばして良い場所と飛ばしては行けない場所を知る簡単な方法があります。
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それはAirShareというウェブサイトか、同ウェブサイトが提供しているアプリを使うことです。
「AirShare」では規制区域の紹介だけでなく、ニュージーランド国内でヘリコプターなど有人航空機やドローンを含む無人航空機に関する法律・Tipsなどが紹介されています。
また下記のようなニュージーランド全体の飛行可能区域かどうかがわかる地図が掲載されていますので、一目でチェックできます。
トレッキングコースでも許可が必要
「山の中だから許可要らないでしょ」と思われがちですが、国立公園(National Park)や自然保護区は環境省(Department of Conservation 略:DOC)の管轄です。
そのためドローンを飛ばすときは環境省の許可を得る必要があります。
詳細はDOCのウェブサイトを確認しましょう。
Aircraft activities | Department of Conservation
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最終的には自己責任。キチンとした情報収集を
ドローンを飛ばすことは自己責任です。
もし上でリンクとして紹介したドローンに関する規制の情報を英語で確認するのが難しい場合は、ドローンを飛ばすのは控えた方が良いかもしれません。何か問題があった場合、英語で対処しなければいけないからです。
インターネットの情報収集だけではいろいろ限界があるので、ドローンを飛ばしたいときはその地域のi-Site(インフォメーションセンター)などに相談してみるのも1つの手です。
その場では解決しないかもしれませんが、その地域で撮影許可を取るためにどこに連絡をしたら良いのか、また許可が要らない場所などの情報を得られる可能性大です。
せっかくの海外旅行でドローンを使ったことが原因でトラブルを起こすのも切ないので、飛ばす前にいろいろ情報を得ておきましょう。