死ぬほど痒い!サンドフライっていったい何もの?&対策

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サマータイム(Daylight Saving)が始まったとたん、ニュージーランドの首都ウェリントンは晴れ間が多い日がドンドン増えて夏に向かって一直線です。

暖かくなって気持ちよくなるのは良いことなんですけど、ニュージーランドの各地で「奴ら」がどこからともなく現れる時期です。

そうです。「奴ら」といえば「サンドフライ」です。サンドフライの時期到来です。

オークランドやクライストチャーチ、ウェリントンなどの街中に住んでいるとサンドフライに刺されることはあまりありません。
ところが街から少し離れたり、ニュージーランドの有名な観光地ミルフォード・サウンドや、エイベル・タズマン、ロトルアなどの温泉地、あとトレッキングコースなどに行くと、サンドフライがウジャウジャいます。

今すでにニュージーランドに住んでいる人/旅行している人だけでなく、これからニュージーランドに遊びに来る人たちもぜひ知っておいた方が良いサンドフライの正体や対策などを紹介していきたいと思います。

目次

そもそもサンドフライって何

サンドフライは英語で書くとSandflyです。
Flyと付くことからもわかるように蚊みたいな大きさの刺す小さなハエです。ヌカカと呼ばれるハエの一種らしいです。

そもそもサンドフライというのは俗称で、ブヨとかブユ、ブト、ヌカカ、サシチョウバエなどはすべてサンドフライと呼ばれます。

いろんな刺すハエのことをサンドフライと呼ぶので、サンドフライの大きさは1mm-数ミリとまちまち。
生息地もニュージーランドだけでなくオーストラリアやアメリカ、カナダなど世界中にいます。

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もちろん国によって種類は少しずつ違うけど、1つ共通していることがあります。

それは刺されると死ぬほど痒い!んです。

見た目はどんな感じ?

見たことがない人のためにまずはサンドフライがどんなものかGoogle画像検索してみました。

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そうそう衣がサクサクッとして、チーズがトローッて…

文字でノリ突っ込みは寒いので敢えてしませんよ!

英語でSandflyとかSandfliesと検索すると画像はいろいろ出てくるんですけどグロすぎるの、上のような一覧は載せません。興味ある方はsandflies – Google 検索で探してみてください。

その代わり、グロさがあまりない写真を1点だけ紹介します。

sandflies

これを見ただけで痒くなる人もいるのではないでしょうか。ちなみにニュージーランドにいるサンドフライはごま粒くらいの大きさですかね。

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刺されるとどうなるの?

刺されるとどうなるんでしょう?

どうなるのかは、その人にどれだけサンドフライの抗体があるか次第な部分もあります。

日本から来てすぐ刺されても蚊と同じ程度しか痒くない人もいれば、自分の場合は多少アレルギー反応が出るのか、信じられないくらい腫れてしまいました。今は少しずつ抗体が出来たのか以前よりは痒くなくなりました。

ちなみにこれが以前、ヒザの近くを刺された時のです。見るも無惨でした。

刺されたところを中心に半径で10cmくらい離れたところも赤く腫れて熱を持った状態になってしまいました。

刺されるとどうなるのかを書き出してみると

  • 刺された瞬間チクッと痛みが走る
  • 痒すぎて、逆にどこが痒みの中心点かわからなくなる
  • 痒さを通り越して痛みすら覚える
  • アレルギーがあると痒みや痛みだけでなく熱をもつこともある
  • 1週間くらいで1度痒みが引いて、また痒くなる
  • 刺された中心点はシコリみたいなのができ、1ヶ月くらい痒い
  • 刺された中心点は痕になりやすい
  • 体質によっては数ヶ月痒みが引かないこともある
  • これを読んでいるだけで、思い出して体中が痒くなる

とにかくサンドフライは邪悪な生き物なんです。

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サンドフライの習性

サンドフライの対策方法を知る前に、彼らの習性を知っておきましょう。

彼らが嫌いな気候・好きな気候

サンドフライがいっぱい発生する日とそうでもない日があります。

まずいっぱい発生するのは

  • そこそこ暖かい日
  • 曇りの日
  • 湿度が高い日
  • 風が弱い日

です。

逆に少ない日は

  • すごく寒い日とすごく暑い日
  • 晴れの日
  • 風が強い日

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です。

なので風が吹いていない雨が降る前は大変です。

活動時間帯

サンドフライは朝と夕方に非常に多く、日中はあまりいなくなり、夜になるとほとんど活動していません。

ちなみに日中でも日影や、サンドフライがいっぱいいる地域の屋内にはたくさんいることがありますので気をつけましょう。

夜なんでいなくなるのか。やっぱり寝てるんですかね?

サンドフライ対策をしよう

サンドフライ対策は「蚊」の対策とほとんど同じです。

肌を出さないようにする

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「言われなくっても」ということですが、これはやっぱり基本中の基本です

虫除けを塗る

これも「言われなくても」な予防策です。

でもここで大切なのは「ニュージーランド」の虫除けを使うことです。
日本で売っている虫除けは日本にいる虫を除けるためのものなので、効き目はあまり期待できません。

また同じサンドフライでもアメリカのサンドフライ用の薬はニュージーランドでは効きにくいなどあるそうです。以前の職場でアメリカ人が「アメリカから買ってきたやつが全然効かない!」とぼやいていました。

なので、その国の虫にはその国の虫除けが良いみたいです。

あなどると痛い目に遭います

大人でもあまりの痒さに夜中に目が覚めたり、過剰に体が反応してしまうと「蜂に刺されたの?」というくらい腫れ上がります。

しかも奴らが刺すのは、指の関節とか「そこ刺すかね!」と言いたくなる場所です。

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そんなに痒いのに子どもが刺されたらどう習うでしょう…。そういう意味でも虫さされは必ず買うなどして対策を練りましょう。

明日は「刺されたとき」の対策を紹介します。

サンドフライに刺されたときの対処法
昨日に引き続きサンドフライについてです。前回の話(こちら)では、サンドフライっていったい何ものなんだろう?とか、刺されないための対策を紹介しました。今回は刺されてしまったときの対処法について紹介し...
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この記事を書いた人

元NZ在住40代男性。大阪在住。2005年からニュージーランド15年、カナダで1年の生活を経て2022年に日本帰国。ブログ運営が仕事。

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