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ニュージーランドが「羊の国」なのは過去の話?羊の数が更に減る

ニュージーランドといえば「羊の国」というイメージを持っている人が多いです。

実際、日本のメディアでも羊がいることが取り上げられますが、それが過去の話となってしまう日が来るかもしれません。

ある調査によるとニュージーランドは羊の数が減り続けているとのこと。今回はそんな最新のニュージーランドの羊の数事情を紹介します。

最盛期の4割。羊の数が減り続けるニュージーランド

sheep in new zealand

Beef and Lamb New Zealandという団体が行った調査によると、ニュージーランドには2019年現在、2740万頭の羊がいるそうです。

ニュージーランドの人口は478万人。つまり人口1人辺りに対する羊の数は5.7頭ということです。

過去の羊の数を見てみると今から約20年前の2000年で4000万頭。そして最盛期の1982年には7000万頭の羊がいました。

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ちなみに2000年当時の人口は386万人なので人口1人当たりの羊の数は10.7頭。さらに最盛期の1982年は316万人なので、人口1人当たり22.2頭もの羊がいたことになります。

「人口1人当たりの数」は人口が増えて羊は減っているので、1人当たりの数の違いが顕著に出ますね。

どうして羊の数は減り続けるのか

Beef and Lamb New Zealandは今回の調べに対して、羊が減っている要因をあげました。

羊が減っている要因としてまず挙げられるのは羊用の牧草地が減ってきていることです。その代わり住宅エリアが増えてきていること、さらにワイナリーや果樹園などが依然と比べて増えています。

興味深い事実として挙げられているのが、羊の数は1990年代と比べると半分ほどになっていますが、「ラム肉」の生産量はたった5%しか落ちていないそうです。

その理由は「技術の向上」です。
1990年代。羊の平均体重は13キロでした。それが今では1.5倍の19キロもあります。さらに管理が以前より徹底されたことでロスが減りました。

これによって羊の数は半減しても生産量自体は大きく変わっていないとのことです。

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羊を見たいなら郊外へ行こう

ところで「ニュージーランドに行ったけど羊全然見かけなかった」という人が意外と多くいます。

そういう人の多くが圧倒的に郊外にいる時間が短いです。
郊外、特に南島を車で走っているとけっこうな数の羊を見ることができます。ちなみに羊は人間に慣れていないので、車を停めて写真を撮ろうとしても逃げてしまいます。

以前、羊の写真を撮っている人と話をしたことがあります。
その人曰く、羊の写真を近い距離で撮りたかったら、その場所にしばらく居すわるつもりでいなければダメとのことでした。

sheep in new zealand

その人は羊がいるところに行って、羊に「この人は害を加えない」と思われるまで何時間もジッとしていたそうです。そして羊がだんだん近づいてきたところで、写真を撮ったとか。

まぁ、普通に旅行をしているとそんなことはできないと思うので、望遠を使うのが一番なんでしょうけどね。

ということで、近年羊の数が減ってますよ。というお話しでした。

情報元:stuff.co.nz

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日刊ニュージーランドライフと日刊英語ライフを主宰しています。 → 詳しいプロフィールはこちら、個人のTwitter @masaosadaには日々の生活を載せています。フォロー大歓迎です。