勤労感謝の日とニュージーのLabour Dayの違い

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「そういえば」なんですけど、今月10月26日はニュージーランドはLabour Dayという祝日でした。
毎年10月の第4月曜日がLabour Dayで、土日月と3連休にして多くの人たちが遊びに行く日です。クリスマス前最後の連休であり、長い冬が終わった最初の連休なのでけっこう観光地は賑わいを見せます。

ところでLabour Dayというと多くの日本語のガイドブックで「勤労感謝の日」と訳されているんですけど、なんとなく昔からその訳に違和感を感じていました。

そこで、勤労感謝の日とLabour Dayの違いについて調べてみました。

日本の勤労感謝の日って何の日

The Store in Auckland
勤労感謝の日は言わずと知れた日本の祝日です。11月23日ですね。

日本には祝日法という国民の祝日について定めた法律があって、そこには勤労感謝の日の定義として

勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう

と書いてあります。

つまり、俺たちよくがんばったよなー。とお互いに感謝し合う、つまり励まし合う日なんですね。

でも、もともとを辿っていくと、飛鳥時代からある宮中祭祀の1つで収穫物に感謝する「新嘗祭(にいなめさい・しんじょうさい)」が勤労感謝の日の原型のようです。

ところが、第二次世界大戦で日本が敗戦したことでアメリカの政策によって宮中祭祀という天皇色のある行事をやめて、天皇と国政や国事を切り離すことを目的として「新嘗祭」は「勤労感謝の日」に生まれ変わりました。

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ニュージーランドのLabour Dayは何の日

ニュージーランドのLabour Dayは1840年にSamuel Parnellが世界で初めて「8時間労働」を勝ち取ったことと深く繋がっています。
詳しく知りたい方は「8時間労働」はニュージーランドが発祥をご覧ください。

その8時間労働がスタートしてから50年経った1890年の10月28日に、50年周年記念として盛大なお祝いが行われました。

当時は「Labour Day」もしくは「Eight-Hour Demonstration Day」と呼ばれていましたが、時代と共に「Labour Day」と名前を変えていきました。

なので、「Labour Day」には「お互いの労働を称える」という意味も込められているかも知れませんが、もともとは8時間労働を唱えた「Samuell Parnellを称え、「8時間労働を祝う記念日」だったんですね。

国によって少しずつ違うLabour Dayの意味

Newtown Festival 2015

日本の「勤労感謝の日」と「Labour Day」はWikipediaを見ると完全に分けられた扱いになっています。
なので日本の「勤労感謝の日」は英語にすると、Labour Dayではなく、Labour Thanksgiving Dayとなるそうです。

それ以外にも国によって、少しずつLabour Dayは意味合いが違うようです。
1つ1つの国の成り立ちにも大きく関わってくる祝日なので奥が深すぎて個別では紹介できませんが、May DayとLabour Dayを同じ日として扱い、労働者たちがストライキをして労働権利の主張をしたりする国もあったり、日本のようにお互いの労働をたたえ合う日という意味合いが強い国もあります。

こういう同じ言葉、もしくは似た言葉なのに国によって違うのって興味深いですね。
こういうのを1つ1つ知っていくことでその国の文化とか考え方に触れていけるような気がするので、大好きです。

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