ニュージーランドといえば!羊の意外なトリビア5選

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気がつけばニュージーランドに住み始めて、9年目になりました。

日本に住んでいた時は考えたこともなかったんですけど、いつの日からか「羊を買ってみたい」と思うようになりました。もちろん「理想と現実」があると思うので、実際買ってみたら大変なのかもしれないですけどね。

ところで皆さん、羊のことをどのくらい知っていますか?
よくよく考えてみると羊のことって意外と知らないなぁと思い立ちました。

そこで今回はニュージーランド=羊のことということで羊のことをいろいろ調べて紹介します。

羊のいろいろなトリビア

いろいろ書く前に、まず「羊といえば?」で、思いつくことを書き出してみました。

  • 毛は羊毛に、肉はラム・マトンになる
  • 草食動物
  • 集団行動を取る
  • メェェエエエ!と鳴く
  • 寝れないときは羊を数える

そのくらいですかね…意外と羊のことって知らないものですね。

まず基本情報をちちょこっと書いてみると。
羊は人類史上最古の家畜といわれています。7000-8000年前から家畜として育てられてきました。

木の皮とか木の実も食べる山羊と違って、羊は草だけを食べます。寿命はだいたい10年から15年くらいで、たいていの場合、1年に1回1頭だけ子どもを生みます。

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さてそんなプチ情報を踏まえて「羊の意外なトリビア5選」をお楽しみください。

01:羊の尻尾は本当は長い

羊の尻尾がどんなものか知っていますか?
皆さんが知っている羊の尻尾はきっと「短い」ですね。

Sheep

こんな感じですね。

ところが生まれてきたばかりの羊は尻尾が長いんです。それを大きくなる前に切ってしまいます。

What the hell is your tail?

右から2番目の羊だけ尾を切られていないので、長い尻尾が残ってますね。

どうして尻尾を切ってしまうかというと衛生上の問題です。
尻尾を切らないとウンチが尻尾周りの毛に付いてしまって、不衛生になります。

そして尻尾・お尻周りが不衛生になると病気発生→お尻経由で病原菌が体内に…なんてことが起こってしまう可能性があります。そこでそんなことを避けるために羊が大きくなる前にチョッキンと切ってしまいます。

02:羊から採れる優れた脂ラノリン

ラノリンって聞いたことありますか?
僕はまったく知らなかったんですけど、女性は聞いたことある方が多いかもしれません。

DSC_4650

ラノリンというのは、羊の毛に付いてる脂(ウールグリス)を精製したもので、羊毛をウールに加工するときに出る副産物です。このラノリンは特殊な性質を持っていて、脂なのに水と混ざり合うことができます。

その「水と脂が混ざる」性質は肌に馴染みやすく、また人間の皮脂に近い成分のためハンドクリームなどの保湿剤や、医薬品、また口紅などの化粧品にも多く使われています。

また「動物を殺して取る脂ではない」「アレルギー誘発物質ではない」「自然由来で再生可能な資源である」などから、ナチュラル志向の方に愛されているそうです。

「ラノリン」をアマゾンで「ラノリン」と検索したところ、すごい数の商品が出てきました。

03:捨てるところがない羊

羊はよく「捨てるところがない」といわれます。

Porté couleur

毛は羊毛に、毛に付いている脂ラノリンはさまざまな製品に、皮はラムスキン、シープスキンに、そしてもちろん肉は食用として、人間はもちろん犬のご飯になります。

また腸は1頭から30メートル以上も採れ、ウィンナーソーセージの皮、ギターの弦のガットや、テニスの弦のガットとして使われています。
ちなみに人間は小腸と大腸を足すしても7-10メートルらしいです。つまり羊は人間の3倍もあるんですね。

それと羊のミルクはフランスだとロックフォール・チーズ、イタリアではペコリーノ、ギリシャのフェタチーズなどの原材料になっています。

それ以外の内蔵や骨も飼料として使われるので、文字通り捨てるところがない動物です。

04:食用の羊肉はオスの肉。牧場で見る羊はほとんどメス

市場に出回っているラム肉はほとんどがオスだって知ってましたか?

オスはラム肉として出荷できるくらいまで育てると数頭だけ繁殖用にキープして、残りはシープスキンやラム肉などとして出荷、販売されます。

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つまりニュージーランドの農場をウロウロしている羊はほとんどメスなんですね。
メスは何年かにわたって子供を生み、そのあいだ毛は刈られて販売され、寿命を全うすることなく4−6年でシープスキンやドッグフード、飼料などにされてしまいます。

05:「羊かん」はもともと羊の肉料理

最後はちょっと余談です。
不思議だと思ったことないですか?日本のお菓子「羊かん」って羊という字が使われていますね。

調べていくと羊かんは、もともと中華料理で「羊の煮こごり」みたいなものだったそうです。

それが日本に伝わってきたときに、日本に羊がいなかったことと、肉を食べる文化がなかったことから煮こごりのプルンとしたものの代わりに寒天や葛でプルンとした食感を再現して、羊の血の代わりに色が似ている小豆を使いました。

これで羊博士になれますね!

いろいろ羊のトリビアみたいなものを紹介しました。

これでニュージーランドに来たときに「白いフワッとした生き物」のイメージから「ここにいるのはみんなメスなんだな」とか「あの小さな体に30メートルも腸があるんだな」とか思いながら見ることができますね!

ところで羊の一生は残酷と言えば残酷ですね。
でも、これは羊に限ったことではなくて、乳牛や食肉牛も豚、鳥などすべての家畜が歩む道です。こういう事実を知ってしまうとベジタリアンになろうと思う人の気持ちがわかる気がします。

でもなかなか肉を食べるのは止められません。むしろお肉大好きです。
ただその代わりにキチンときれいに食べたり、必要以上に食べなかったり、食べたときは感謝の気持ちを忘れないようにしていきたいです。

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