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花粉症の人にとって、花粉が飛ぶ季節は本当に憂鬱でしかありません。
「海外に行けば花粉症は大丈夫」と思っている人もいますが、海外に行けば行ったで現地の花粉に反応して大変な思いをする人がいます。
中には「旅行者は大丈夫」なんていう人もいますが、以前日本から家族が来た時、鼻炎を爆発させて大変な思いをしました。
そこで今回はニュージーランドに旅行で訪れる方や、これから移住を検討している方、またもうすでにニュージーランドにいて花粉症で困っている人・困りそうな人のために、ニュージーランドの花粉(花粉症事情)を紹介します。
ニュージーランドにスギ・ヒノキはあまりないけど
日本で最も花粉症の原因となっていると言われているのが、スギです。テレビでもよく花粉が飛びシーンでスギの木が使われていて、あの映像を見るだけで鼻がムズムズする人がいます。
ちなみにニュージーランドにはスギはあまりありません。
そこで「やった!」と思ってしまう人もいるかもしれませんが、花粉症の原因となる草木はほかにもたくさんあります。例えばこんな草木があげられます。
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- ヒノキ
- シラカバ
- コナラ
- オリーブ
- イネ科の草
他にも花粉症の原因となる草木はたくさんあります。花粉症=スギ花粉だと思っていたら「実は自分はシラカバに反応していた」とか「イネ科の草に反応していた」なんていう人もよくいます。また1つの植物ではなく複数に反応する人もいます。
交差反応にも注意が必要
アレルギーには花粉症だけでなく、果物アレルギーとか、いろいろな種類があります。
そして何か一つにアレルギー反応を起こすと、それと似たアレルギー物質にも反応してしまう「交差反応」という現象がおこります。
例えばシラカバとハンノキで反応する人やリンゴや桃、キウィなどに反応します。逆を言えばフルーツ系でアレルギーがある人は、花粉にも反応する可能性があります。
交差反応も気をつけなければいけません。
種類ごとの花粉が飛ぶ時期
以前、初めて「あれ?これって花粉症じゃないかな?」と思ったとき、ネットでいろいろ情報を探していたころ、Allergy New Zealandというサイトに辿り着きました。
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そのサイトには花粉症に限らず、食べ物のアレルギー反応や、子どもがアレルギーのショック状態になったらどうするか、ニュージーランドのアレルギーの専門家はどこにいるのか?などの情報が載っています。
その中に年間を通してどんな花粉が飛んでいるのかも載っていたので、日本語に訳して表にしてみました。
和名はどうしても日本のものとまったく同じというわけにはいきません。なのでその辺は「参考程度」という感じでご覧ください。
樹木で気をつけたいのはコチラ
まずは樹木の花粉です。オレンジ色の部分が花粉を飛ばすと言われている時期です。
気をつけたい雑草・イネ科の植物はこちら
そして次が雑草とイネ科の植物です。
自分がどの花粉に反応しているか知っている方は、その植物の英語名を調べたり、その植物と同じ種類の木があるかどうかを確認してみると良いと思います。
いつ花粉がたくさん飛ぶのか
それと種類を問わず上で紹介した植物がいつ多く花粉を飛ばしているのかわかるグラフも作ってみました。
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横軸が「月」で、縦軸が「花粉を飛ばす植物の種類の多さ」です。
4月から6月くらいは花粉を飛ばす草木は少なくて、7月から9月にかけて徐々に増えていき、10月から1月、2月くらいまでは花粉の量が多いです。
それと見てもらうとわかるとおり1年中花粉は飛んでます。でも、これは日本でも同じですね。結局、どの花粉に反応するか?ってことです。
渡航時に花粉症の薬は持ってきた方が良い?
もし日本で花粉症に悩まされているは「念のため」花粉症の薬をニュージーランドに持っていくことをお勧めします。
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ニュージーランドでも薬局にいけば薬は売っています。
Zyrtec、Loraclear、Maxiclear、Razena、Telfastなどが一般的に売られている薬です。Zyrtecは日本でもジルテックという名前で売っています。
でも、現地の薬が体に合うかどうかもわかりませんからね。
なので過去に一度飲んだことがある、家にある余った鼻炎の薬を持ってくるのが一番確実です。
それか、かかりつけの医者に「季節が逆のニュージーランドに行くから、念のため花粉症の薬を出してもらえますか?」と言えば、出してもらえることも多いそうです。
ちなみに自分の場合は、以前日本に一時帰国した時、花粉なのか何かに反応して東京で鼻がグズグズになりました。なので、ニュージーランドの鼻炎の薬を一時帰国の時は必ず持ってくるようにしています。
せっかく遠路はるばる日本からニュージーランドに旅行してきて、花粉症になって旅行中ずーーーーっと鼻をグズグズさせているのは切ないので、「念のため」で持ってきておきましょう!
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