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ホテルに泊まるとき「ツインベッド」「ダブルベッド」「セミダブル」「キングベッド」などベッドの種類で何を選べば良いか迷ったことありませんか?
ベッド選びを間違えてしまうと、カップル・夫婦で泊まるのにシングルベッドが2つ置いてあったり(そのほうが良い人たちもいますけど)、友だち同士なのに大きなベッドが1つしかなかったりするかもしれません。
この記事では日本国内の旅行だけでなく、海外旅行をするときにも知っておきたい各種ベッドの違いを紹介します。
世界各国で同じ名称のベッドでもサイズが違う
この記事を読んでいただくにあたり、まず知っておきたいことがあります。それは「ベッドのサイズは国によって違う」ということです。
例えば1人用のベッド「シングルベッド」の場合
- イギリス … 90cm x 190cm
- 北米 … 98cm x 189cm
- ニュージーランド … 92cm x 188cm
- 日本 … 98cm x 195cm
このように違いがあります。またここで紹介したサイズも企業ごとに若干違います。
その点だけご理解いただきつつ、読み進めてもらえると嬉しいです。
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間違えやすい?ツインベッドとダブルベッド

今でこそホテルで働いた経験もあるので間違えることはありませんが、僕はその昔ホテルのツインベッドとかダブルベッドの違いが今ひとつわかっていませんでした。
だからといってホテルの予約を電話でするとき「ツインベッドとダブルベッドどちらにしますか?」と聞かれて、「どう違いますか?」と聞くこともできず適当に答えていました。
その結果、はじめて1人で海外を旅行したときのベッドは1人で泊まるにも関わらずツインベッドで、常にベッドが1つ空いているというどこか寂しい感じになってしまいました。
そこで他のベッドを紹介する前にまずは「ツインベッド」と「ダブルベッド」の違いをザックリ紹介します。
ダブルベッドとは
まずはじめにダブルベッドがどんなものか紹介します。
ダブルベッドは基本的に「2人用のベッド」です。

ダブルベッドの大きさは国やメーカーによって違いますが、横幅はだいたい140cmくらいが一般的です。
カップルや夫婦といった一緒のベッドで寝たい場合はダブルベッドか、それよりも大きなベッドがある部屋を予約します。
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また「大人2人」だけでなく「大人と子ども」で一緒のベッドに寝ることもあります。
「大人と子ども」で使うとき、気を付けたいことがあります。
それは小さな子供で寝相が非常に悪い場合、ダブルベッドでは落ちてしまう可能性があります。
ベッドを壁ぎわに寄せて子供を壁側で寝かせ、大人が落ちないようにガードするか、宿泊移設に子供落下防止のガードがあるか確認しましょう。
ツインベッドとは
ツインベッドは「ツイン」という言葉からもわかるように「ツイン=双子」のベッドです。つまりベッドが2個ある状態をいいます。

上の図ではシングルサイズ2つを描いていますが、ツインベッドというのは「2つベッドがあること」を指すので、「シングルベッド2つ」だったり「ダブルベッドが2つ」「セミダブルが2つ」なんていうこともあります。
ちなみに日本語でも英語でもシングルベッド2つの場合は「ツインルーム twin room」、セミダブルやダブルベッドが2つある場合は「デラックスツインルーム delux twin room」と言ったりしますね。
英語の場合、また部屋の詳細を見るとクイーンベッドが2つある部屋には「twin queen beds」や「2 queen beds」、ダブルベッドの場合は「2 double beds」「twin double beds」と書かれていることが多いです。
でも中には言葉遊びなのかダブルベッドが2つある部屋の詳細欄に「double double beds」なんて書かれていて、記載を間違えたかな?と思ったことがあります。
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他のベッドの違いも知っておこう
ここまでの話のなかで「ダブルベッド」「ツインベッド」「ダブルベッド」などが出てきましたが、これ以外にもベッドの種類はいろいろあります。
上で紹介したベッドももう一度おさらいしながら、いろいろなベッドの種類も知っておきましょう。
ここからはベッドの小さい順に紹介していきます。
シングルベッド
シングルベッドはいわゆる「1人用」のベッドです。ひとり暮らしの人にとって一番馴染み深いベッドではないでしょうか。

サイズは日本では一般的に横幅が98cmです。体が大きい人には少し窮屈なサイズかもしれません。
- イギリス … 90cm x 190cm
- 北米 … 98cm x 189cm
- ニュージーランド … 92cm x 188cm
- 日本 … 98cm x 195cm
シングルベッドの派生サイズ
セミシングルベッド
セミシングルベッドというのは「小さなシングルベッド」です。一般的に横幅が少し短く90cm、長さは195cmと一般的なシングルと同じ長さです。
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ちなみに「セミシングル」の「セミ」は「セミダブルベッド」や「セミファイナル」「セミオート」のセミと同じで英語で綴るとSemi、意味は「半分」「やや」「いくぶん」です。
キング・シングルベッド
オーストラリアやニュージーランドだけかもしれませんが、King Single Bedと呼ばれるベッドがあります。
キングなの?シングルなの?と思われるかもしれませんが、キング・シングルベッドは「大きいシングルベッド」で、横107cm、長さが203cmが一般的です。
ダブルベッド

ダブルベッドは上でも紹介しているのでサイズだけ。横140cm、長さが195cmです。
- イギリス … 135cm x 190cm
- 北米 … 146cm x 189cm
- ニュージーランド … 135cm x 188cm
- 日本 … 98cm x 195cm
ダブルベッドの派生サイズ
セミシングルベッド
ダブルサイズの派生サイズに「セミダブル」というサイズがあります。これはダブルベッドより「やや小さい semi)のベッドです。
サイズはダブルベッドより横幅が20cm短い120cm。2人で寝るには狭く、一般的には1人用としてビジネスホテルのちょっと豪華な部屋などで見かけます。
ちなみに僕が住むニュージーランドではセミダブル、セミシングルというサイズは見掛けたことがありません。
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クイーンベッド

ダブルベッドは人によっては「2人で寝るには狭い」と感じますが、クイーンベッドになるとかなり余裕が生まれてきます。
サイズは横幅が160cm、長さは195cmあるので、夫婦+真ん中に子ども1人寝ることも可能です。
ちなみにニュージーランドは日本と比べて若干小さく横幅が150cmです。もしニュージーランドのホテルに泊まる場合は1つ上のサイズのキングベッドを選らんでも良いのかもしれません。
- 北米 … 152cm x 202cm
- ニュージーランド … 150cm x 203cm
- 日本 … 160cm x 195cm
キングベッド
一般的に一番大きいサイズのベッドは「キングベッド」と呼ばれます。2人で寝てもかなり余裕があります。

- イギリス … 150cm x 200cm
- 北米 … 193cm x 202cm
- ニュージーランド … 165cm x 203cm
- 日本 … 180cm x 195cm
各国のサイズを見るとイギリスとニュージーランドは比較的狭く、北米と日本は広めです。
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キングベッドの派生サイズ
スーパーキング
スーパーキング(Super king bed)はキングサイズよりも更に横幅が広いベッドです。
ベッドが少し狭いイギリスやニュージーランドでは、これらのサイズが北米のキングベッドと同じくらいのサイズです。
大きさ順にもう一度おさらい
アレコレ書いてしまったので、最後にまとめたいと思います。
ツインベッドは「双子のベッド」なので大きさ関係なく2つベッドがある部屋という意味です。ベッドのサイズは宿泊施設の部屋のページに書かれていることが多いのでそちらをチェックしてみましょう。
そしてベッドのサイズは大きさ順に並べると
- シングルベッド
- ダブルベッド
- クイーンベッド
- キングベッド
このような順番になります。この順番は国が変わっても変わりません。
もしこれから旅行する国のベッドのサイズを知りたい場合は「国名 ベッドの大きさ size」で検索するといろいろ情報が出てくるはずです。
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例えば「France double bed size」や「Brazil Queen bed size」といった具合です。