英単語と英文にも回文はある!civilやGo! dog!などまとめ

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日本語には前から読んでも後ろから読んでも同じ言葉がありますね。
単語の回文だと「トマト」「新聞紙」、文章だと「竹藪焼けた」「まさか逆さま」などが挙げられます。こういう前から読んでも後ろから読んでも同じ言葉や文章を日本語では「回文 かいぶん」と言います。

ではこの「回文」は英語にもあるのか?というと、実はあるんです。
回文のことを英語では “Palindrome” と言います。英語の回文は日本語と少し違ってとても興味深いです。

この記事では英語の回文を「単語の回文」と「文章の回文」の2つにわけて紹介していきます。

目次

単語の回文

3文字の回文はたくさんあります。ここでは約30個紹介しますが、海外の回文を紹介するページでは辞書に載っていないような言葉もたくさん掲載されていました。

それ以降は文字数が増えるに従って、前から読んでも後ろから読んでも同じ単語になるものは減っていきます。

3文字

  • aha … ははあ、さては
  • aka … also known asの略 〜として知られている
  • bib … よだれかけ
  • bob … ボブ、ボブヘア、素早く動く など
  • bub … (怒って)おい、おまえ、君
  • dad … お父さん
  • did … doの過去形
  • dud … 役に立たない物、失敗
  • ere … ・〜する前に、しないうちに
  • eve … イヴ
  • ewe … 雌羊
  • eye … 目
  • gag … ギャグ
  • gig … ライブ・ギグ
  • gog …
  • hah … まぁ、はぁ、ほぅ
  • huh … でしょ?だね?
  • mum … お母さん、(秘密などを)黙っている、
  • nan … ナン
  • nun … 修道女
  • oho … ほほー
  • pap … パンがゆ、(パパラッチに)写真を撮られる
  • pep …元気づける、活気づける
  • pip … (りんご、オレンジなどの)種、素晴らしい人 など
  • pop … 飛び込む、炭酸飲料 など
  • pup … 子犬、(動物の)子
  • sis … Sisterの略、お嬢さん
  • tat … 安っぽい物、がらくた、入れ墨
  • tit … おっぱい、まぬけ、など
  • tot … 幼児、〜を加える
  • tut … チェ(舌打ち)、舌打ちする
  • wow … わぁ、そりゃすごい

4文字

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  • anna … アンナ
  • boob … (とんでもない)間違い、へま、ぽか
  • deed … 行い、実行 など
  • maam … 奥様、お嬢様
  • noon … 正午、真昼
  • peep … こっそり除く、のぞき見
  • poop … (人が疲れて)やめる、(機械が)故障する、うんち
  • toot … (クラクションを)鳴らす、どんちゃん騒ぎ

5文字

  • civic … 都市の、市民の
  • kayak … カヤック
  • level … レベル
  • madam … 奥様、お嬢様
  • minim … 2分音符
  • radar … レーダー
  • refer … 参照する ほか
  • rotor … ローター
  • tenet … 主義、信条

6文字

  • hallah … イーストで発酵した、卵の入った白パン
  • redder … 赤の比較級

7文字

  • repaper … 張り替える
  • reviver … 復活させる人
  • rotator … 回転するもの

英単語で最も文字数が多い回文

辞書にも載っている英単語で最も文字数が多い回文があります。それは「tattarrattat」です。

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tattarrattatはJames Joyceという人が作った言葉で、ドアの音をノックする擬音です。「擬音はちょっとずるくない?」という気もしますけど、「もっとも文字数が多い回文」です。

文章の回文

続いて前から読んでも後ろから読んでも同じ意味になる英語の文章の回文です。

実は英文の回文はかなり数があるため、今回は比較的わかりやすい単語・日本人にも馴染みがある単語が使われているものだけを厳選して紹介しています。

2文字

  • Nurses run!
    看護婦たちが走る
  • Don’t nod
    頷かないで
  • Go dog!
    行け!犬

3文字

  • Borrow or rob?
    借りる?それとも強奪する
  • Salt an atlas
    地図帳に塩をかけろ
  • Dammit, I’m mad!
    ちくしょう!腹が立つ!
  • Now I won
    さぁ 私たちの勝ちだ!
  • Madam, I’m Adam.
    奥様、私はアダムです

4文字

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  • No lemon, no melon
    レモンもメロンもない
  • A Santa at NASA
    サンタがNASAにいる
  • Never odd or even
    奇数でも偶数でもない
  • He won snow, eh?
    彼は雪に勝ったよね?
  • Meet animals; laminate ’em.
    動物に会って、ラミネートしろ
  • No, it is opposition.
    いいえ、野党です

5文字

  • Some men interpret nine memos
    男性たちが9つのメモの意味を説明する

6文字

  • Pull up if I pull up
    私が引っ張り上げたら、引っ張り上げて
  • Was it a cat I saw?
    私が見たのは猫だった?
  • God lived as a devil dog.
    神は悪魔の犬として生きていた
  • No, it can assess an action.
    いいえ、アクションを評価することができます。

7文字

  • Murder for a jar of red rum
    赤いラム酒の瓶の殺人

8文字

  • A Toyota! race fast, safe car! A Toyota!
    トヨタ!早く走る!安全な車!トヨタ!
  • Are we not drawn onward to new era?
    私たちは新しい時代に向かって引き込まれているのではないでしょうか

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9文字

  • Was it a bar or a bat I saw?
    私が見たのは棒だった?それともバットだった?

10文字

  • Cigar? Toss it in a can. It is so tragic.
    たばこ?缶に放り込みな。とても悲劇だ。

世界で最も長い英文の回文は

世界で最も長い英語の回文はその文字数が20,000字を超えるという恐ろしいものです。そのため、ここでは紹介できません。最初と最後を少しだけ紹介しますので興味がある方は「引用元」をご覧ください。

Star? Not I! Movie – it too has a star in or a cameo who wore mask – cast are livewires.
中略
vile rat, sack! Same row, oh woe! Macaroni, rats, as a hoot, tie. I vomit on rats.

引用元:http://www.palindromelist.net/longest/
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この記事を書いた人

元NZ在住40代男性。大阪在住。2005年からニュージーランド15年、カナダで1年の生活を経て2022年に日本帰国。ブログ運営が仕事。

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