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海外に行くときなど、空港で飛行機の搭乗券を撮影して「ちょっと海外に行って来ます!」とFacebookやInstagram、Twitterにアップしたことありませんか?
はい、僕は過去に2-3回やったことがあります。
でも、実はSNSに飛行機の搭乗券の写真をアップするのは、個人情報やセキュリティーの観点から見てやってはいけないそうです。
でもどうしてなのか。SNSにアップすることで最悪の事態どんなことが起こってしまうのか?をまとめました。
搭乗券 Boarding Passを見てわかる情報
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搭乗券からわかる情報といえば、どんなものだと思いますか?
航空会社によってとう条件に記載されている内容は異なりますが、だいたいこんなことが記載されています。
- 名前
- 性別
- 搭乗地
- 予約番号
- 航空会社
- チェックインした場所
- 同じ便のなかで何番目のチェックインか
- 搭乗券を発行した場所
- パスポート番号
- マイレージの番号
- 目的地
- 飛行機に乗る日付けと時間
- 便名
- 座席番号
- 予約クラス
- 預け荷物の番号
え?マイレージの番号や性別、搭乗券を発行した場所なんて搭乗券には記載されていないよ?と思う人もいるかもしれません。
航空会社によって、また国内線、国際線によって違いますが、「文字として表記している情報」以外にも多くの情報が「QRコード(2次元バーコード)」のなかに隠されているんです。
「なんだQRコードか」と思うかもしれませんが、QRコードは一般の人でもパソコンやスマホで簡単に読み取ることができます。搭乗券に掲載されているQRコードも専用ソフトがあれば簡単に読み込めます。
悪用厳禁。これらの情報がわかるとできること
もしこれらの情報がわかったら、どんなことができるのか?というと。
留守を狙って空き巣に入る
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まずわかりやすいのは空き巣に入ることですね。
「ニュージーランド行ってきます!」と11月30日にSNSにアップしたら、少なくとも数日は家に帰ってきません。その間を狙って。。という人がいるかもしれません。
もちろんそんなことしちゃダメですよ!
もちろん家の住所を知らなければ空き巣には入れないです。でも、「空き巣に入ろう」と思っている人は、その情報だけでなくSNSにアップする他の情報も絡めて調べてきます。
またそこまで悪質でなくても、パソコンの前に座っているだけで完結する「イタズラ」「愉快犯」に気を付けた方がいいかもしれません。
愉快犯ならこんなことができる
多くの場合「予約番号」「チケット番号」「予約者の名前」がわかれば、航空会社の予約確認画面を見ることができます。
そこから勝手に
- 座席を変えてしまう
- 食事のリクエストをする。リクエストしてないのにベジタリアンの食事が出てきたり、またその逆もあるかもしれません。
- 暗証番号・パスワードをリセットする
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さらにやろうと思えば、予約のキャンセルをすることだって可能です。
またマイレージの番号やパスポート番号から悪さをしようと思えば、一般の人は何も思い付かなくても、プロの人たちからしたら「美味しい情報」もあるはずです。
「行ってきます」の投稿は十分注意を
今回の「搭乗券をSNSにアップする」以外にも、そもそも空港から「行ってきます」と投稿すれば家にいないことがバレてしまったり、悪意がある人は些細なことから情報を収集します。
とはいえ正直なところ、最近Facebookに投稿する人もめっきり減ってしまいましたけどね。
「行ってきます」の投稿には十分気を付けましょう。