機内食がイマイチ美味しく感じない5つの理由

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国際線の機内食。楽しみの1つであるのと同時に、街のレストランで食べるご飯と比べるとどうしても「イマイチ」な感じがしますね。

この「機内食はどこかイマイチ」なのは、航空会社が美味しくないものを作って出しているからなのでしょうか。それとも何か理由があるのでしょうか。

実は「機内食が美味しくない理由」があるんです。
今回はそんな機内食がなぜ美味しくないのか。そして、その理由を踏まえてどうしたら美味しく感じるのか?を紹介していきます。

機内食がイマイチ美味しく感じない5つの理由

今回の機内食が美味しくない理由は少し前のイギリスのDaily Mailの記事「The REAL reason airplane food tastes so badで掲載されていました。今回はその記事の内容にプラスアルファの情報を加えて「5つの理由」として紹介します。

理由その1:作り置き・再加熱されているものだから

エコノミークラスの機内食は上空で作られていません。
乗客の口に入る12時間以上も前に作られ、冷蔵保存されます。それが上空で給仕される前に再加熱されます。

えのきとツナのスパゲッティ

日常生活でもそうなんですけど、やっぱり一番美味しいのは出来たてですね。
1度冷めたものを電子レンジで温め直してもあまり美味しくありません。

しかも、再加熱された料理は火傷するほど熱々にはなっていません。熱々でないのは事故を防止するためなんでしょうけど、食事は出来たて熱々が一番です。

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理由その2:食器がプラスチックだから

ワインやビールを飲むとき、グラスにこだわる人けっこういますね。
ワインやビールをマグカップや使い捨ての紙コップで飲んでも美味しくありません。ワインならワインを飲むために設計されたワイングラスで、ビールならビール用のグラスで飲むのが美味しいです。

美味しさを決める1つの要素として「食感」「触感」が挙げられます。

ところがエコノミーの機内食の場合、ナイフやフォークはプラスチック、食器は中には陶器だったりしますけど、アルミとかプラスチックのものが多いです。
ワイングラスは安全上、プラスチックなのはしょうがないとしてフォークやナイフがプラスチックなのやっぱり触感・食感を損ないます。

理由その3:機内の気圧が低いから

理由3つ目からはけっこう科学的なお話しです。
機内食は当たり前なんですけど、高度が高いところで食べるものです。高さで言うと35,000フィート、約11,000メートルもの高さにいます。

とはいっても、機内の気圧が高度11,000メートルになったら人間は生きていけないので、地上にいるときより2割ほど低い0.8気圧から0.9気圧の状態が保たれているそうです。これは標高1500メートルとか1800メートルに相当します。

こういった高度が高いところに行くと、舌の上にある味を感じるセンサー「味蕾 みらい」が鈍って、味に対して鈍感になってしまいます。

すると地上で食べるよりも上空で食べる方が、味がボンヤリしてしまうわけですね。

ちなみに以前、ニュージーランド航空でボーイングの最新機ボーイング787−9に乗った時、上空にいるときの気圧が以前の機体よりずっと高く、耳もおかしくなりにくいし快適でした。

理由その4:極めて乾燥した環境にいるから

Superdry Windcheater

機内はすごく乾燥しています。そのため風邪の菌をもらいやすくマスクする人や、女性は唇の乾燥を防ぐためにリップクリームを塗ったりしますね。

この乾燥も味覚を鈍らせる要因の1つなんです。
味を感じるとき、重要な要素の1つが匂いです。わかりやすいのは鼻を手で摘まんでから、コーヒーを飲んだり、お肉を食べたりしてみてください。そして飲み込む前につまんでいた鼻を解放してあげると、今まで無臭で味が全然しなかった口の中に突然ドッと味が押し寄せてきます。

機内は上空だと湿度が20%を切ることもあります。そうするとノドや鼻の粘膜が乾いてしまい鼻の嗅覚がキチンと動かなくなってしまうんです。すると匂いに鈍感になり、味もぼやけた印象を与えてしまいます。

理由その5:機内独特の騒音に囲まれているから

ある調査でノイズが味覚にどんな影響を与えるか調べたところ、ノイズを聞きながらビスケットを食べた人と、ノイズを聞かずに食べた人で塩気・甘味、歯ごたえに違いが出たそうです。

ノイズを聞きながら食べた人は塩気や甘味に鈍感に、そして歯ごたえに関しては堅く感じたと答える人が多いという結果が出ました。

そのため換気扇が轟音の家では、換気扇を付けながら料理をすると味は濃いめになってしまうそうです。

そのため機内であの「ゴーーーーー」という音を聞いていると、塩気や甘味が足りなく感じたり、食感に滑らかさが少なく感じたりするわけです。

自分たちで改善できる機内食の食べ方

Air New Zealand 787-9 Economy

5つの理由のうち「気圧が低い」というのはどうにもなりません。

また「事前に作って再加熱したもの」はビジネスクラスに乗れば全然違いますけど、ビジネスクラスなんて普通乗れませんよね。ということで、根本的な解決にはなっていません。

でも、それ以外の3つは多少自分の工夫で緩和することが出来ます。

触感・食感を改善する

まず食器の違いは器は変えられなくても、プラスチックのナイフとフォークから「箸」に変えることが出来ます。

「箸の持ち込みはダメ」という記載は各航空会社や国土交通省航空局安全部運航安全課の規定には載っていません。

ただし「火箸」はダメと書いてあるので、お気に入りの箸を持っていって空港で捨てなさいと言われたら切ないので、念の割り箸を持っていって搭乗手続きの時に「箸の持ち込みは良い?」と聞いてみるのが良いと思います。

また日本離着陸の便は割り箸を用意しているところもあるのでそれを期待することもできますね。

乾燥対策をする

そして「乾燥」はマスクをするのが一番です。ご飯が美味しく感じられて風邪も防げますからね。

ゴーという音対策をする

それと機内の「ゴーーーーー」という音はノイズキャンセリングというノイズ除去してくれるヘッドフォンを付けていると全然違います。アマゾンだと安い物は3000円以下、高いものは数万円するものがありますのでレビューを見ながら選んでみるのが良いと思います。

ちなみにこのノイズキャンセリングのヘッドフォンがあるとノイズが軽減されて音が断然良くなるので、機内の映画がすごく快適に見れます。ご飯を食べるときは映画を止めれば、ノイズの軽減だけしてくれますよ。

あとはキングジムからノイズキャンセリングをしてくれる耳栓が発売されていて、レビューを見ていると「いつもは寝れないのに寝れた」とかかなり「機内で使うこと」を想定した内容は高評価でした。これもアマゾンで4000円弱で買えます。

ちょっとした工夫で機内食が美味しくなったり、旅を楽しめたりするのでぜひいろいろ試してみてくださいね!

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