同じ?違う?”パフェ”と”サンデー”の違い

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あるとき「パフェとサンデーって何が違うんだろう」とフッと思いました。
気になると調べずにはいられない「何か急に気になって調べてみたから、ついでに日刊ニュージーランドライフの記事にしちゃおう」シリーズの何弾目かです。

日本にはパフェとサンデー両方ありますが、違いってわかりますか?
ちなみにニュージーランドなどには日本人がみんな知っている「あのパフェ」はありません。

「あのパフェ」がないなら「どのパフェ」があるんでしょう?

目次

パフェってそもそも何?

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Google画像検索で出てくるパフェはこんな感じです。

パフェはもともとフランスのお菓子パルフェ(Parfait)というアイスクリームみたいな冷菓に、ソースや生クリーム、フルーツなどを盛りつけたデザートです。

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フランスのお菓子パルフェ(Parfait)のイメージ。

Parfaitは英語にするとPerfect、つまり「完璧」なデザートという意味なんです。
フランスではアイスケーキみたいなものにデザートを盛りつけたものをパルフェと呼ぶことがあるそうで、形は必ずしも日本のパフェと同じではありませんでした。

そんなパルフェがいつしか日本に伝わり、独特の進化を遂げて「パフェ」となったそうです。
つまりフランス生まれの日本育ちなデザートなんですね。

サンデーってじゃあ何?

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そしてこれがサンデーを英語で調べたときのイメージです。

サンデーはアメリカ生まれです。
でも、なぜサンデーが生まれたのかは諸説あります。

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1つはキリスト教徒が多いアメリカは日曜日を安息日として贅沢を禁止していました。
そんな中1880年代にクリームソーダが大流行したのですが、教会から「クリームソーダは贅沢品である」と判断され「ソーダ水にアイスクリームを浮かべたものは禁止」となってしまったそうです。

そこであるお店の店主が、逆転というか天の邪鬼的な発想で、じゃあ「クリームソーダの反対でアイスクリームにソーダをかけて出せば良いじゃん」と「Ice Cream Sunday」と名付けて発売したところ爆発的なヒットになりました。

その後Sundayはあからさまだから、Sundaeに変えたと言う説があります。

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© vxla

この説にはソーダ水+アイスじゃなくて、アイスクリームにチョコソースだけをのせて質素なデザートとして売り出したなんて言うのもあるんですけど、だいたいアイスに何かをかけて売ったら爆発的に売れたと言う説でした。

日本での2つの違い

パフェとサンデーの違いはあるのでしょうか?

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比較的カジュアルでコンビニとかでも売っているのがサンデーの場合が多いようですね。
すごく簡単なのだとプラスチックのカップにソフトクリームを入れてチョコソースをかけるとサンデーと呼ばれますが、これをパフェと呼ぶことはあまりありません。

逆にフルーツとか生クリームとか、プリンとか具が盛りだくさんで豪華&お値段お高めなものがパフェと呼ばれたりします。
もちろんちょっと豪華バージョンのサンデーもありますけどね。

英語圏での違い

英語圏ではサンデーというと器にアイスクリーム、その上に生クリーム、そしてチョコソースがかかっていて、最後にナッツをかけたものが圧倒的に多いです。
あとはチョコソースがキャラメルソースだったり、ストロベリーソースだったりします。フルーツはほとんどのっていません。

そしてフランスのお菓子のパルフェ的なものはオシャレなレストランに行けばありますが、日本のパフェのようなものは今のところ見たことありません。

個人的にはこう思う

どっちも昔は大好きで巨大なやつだった1人で食べれたけど、40まであと数年となった今、もう1人で全部は食べれません。

感覚的にサンデーとパフェ、それとアイスクリームの違いは豪華さ順に並べてみると

アイスクリーム < サンデー < パフェ

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という感じの出世魚ならぬ、出世デザートな感じがします。

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この記事を書いた人

元NZ在住40代男性。大阪在住。2005年からニュージーランド15年、カナダで1年の生活を経て2022年に日本帰国。ブログ運営が仕事。

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