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先日、テレビを見ていたら「kill two birds with one stone」という言葉が出てきました。
これって一石二鳥ってことですよね。
まったく同じ言葉の同じ諺(ことわざ)が出てきて、全然感心するシーンでもなかったのに「へーー」と声に出しそうになりました。
他にも調べてみたらいっぱいありそうだったので、さっそく調べてみることにしました。
© kool_skatkat
それ以外だと
一石二鳥 … Kill two birds with one stone
上で紹介した例だと、これは英語が日本語になったことわざらしいです。
日本語では「一挙両得」というのがいつの間にか日本語として定着したそうです。
昔から気になっていたのが「注意を払う」
英語では「Pay attention」と言うことです。「払う」と「Pay」が何で違う国で同じ使われ方をしているのか不思議ですよね。
他には鉄は熱いうちに打て … Strike the iron is hot
これも英語が元々のようです。
他にもまったく同じものや、似ている表現も含めていろいろ書き出してみます。
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- 財布のヒモを握る … hold the purse strings
- 火のない所に煙は立たぬ … there’s no smoke without fire
- 馬のように働く … work like a horse
- 金がもの言う … money talks
- 記録を破る … break the record
- 犬猿の仲 … on cat-and-dog terms
- 顔に書いてある … be written on someone’s face
- 時は金なり … Time is money
- 棺桶に片足を突っ込んでいる … have one foot in the grave
- 首を突っ込む … poke one’s nose into something
- 恋は盲目 … Love is blind
- 血は水よりも濃し … Blood is thicker than water
- 神のみぞ知る … God only knows
- 覆水盆に返らず … it’s no use crying over spilt milk
他にも言い方は違うけど、結果同じ意味になることわざ、例えば「早起きは三文の得」を英語では「The early bird catches the worm(早起きの鳥は虫を捕まえる)と言った例を挙げはじめるとすごい数の似たことわざや言い回しがあってキリがありません。
これらの表現が英語が元々だったのか、それとも日本語が最初なのか。
調べてみると諸説あるものが多く、そもそも世界中どこにいても人間が考えることは同じだったりしますよね。なのでどっちが先なのかハッキリできないものが多いようです。
ルーツを辿っていったらシルクロードがどうこうとか、壮大な物語になってしまうかもしれませんね。
わかったのはけっこうな言い回しやことわざが江戸時代や明治に増えたようです。
それはきっと当時、日本よりもだいぶ進んでいた西洋の文化や風習を日本が自分たちの文化として取り入れていく中で、単語や言い回しも一緒に増えて日本語自体がすごく豊かになった時代なんでしょうね。
そう考えていくと言葉ってすごく面白いですね。
これすごいよ!と言うのありますか?
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ここでは紹介していないことわざや言い回しで、これはすごいよ!というもの知ってますか?
もし知っている方がいたらFacebookページにコメントで残していただけたら嬉しいです。