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英語で飲み屋さんを示す言葉で「Pub パブ」と「Bar バー」という言葉があります。この2つの違い知っていますか?
僕の中で勝手な「バーはこんなところ」「パブってこんなところ」というイメージがあります。
でも、僕が抱くイメージと他の人が抱くイメージは違うかもしれません。
そこでその勝手に思っているイメージが合っているかどうか調べてみたところ、いろいろ面白いことがわかりました。
これはニュージーランドに限らず他の国でも当てはまることが多いので、海外旅行でパブやバーに行くときの参考にしてみてくださいね。
パブとバーの勝手なイメージ

パブとバーがどんな風に違うのか紹介する前に、まず英語のPubとBarの勝手なイメージをまとめました。
「Pub」はビールをメインで出すカジュアルな飲み屋。ビールがジョッキやピッチャーに注がれて出てくるイメージです。ビール腹のおじさんがいて、おしゃれなイメージはありません。
僕が住む国ニュージーランドの場合、田舎の町にも必ずパブはあって地元のおじさんの憩いの場となっています。
続いて「Bar」のイメージはカクテルが出てくるちょっとオシャレな飲み屋。
ビールはもちろんあるけど、オシャレな細いグラスとかに注がれて出てくる。そんなイメージです。
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では実際のところはどうなんでしょうか。
パブとバーの違いって何だろう
今回、英語でPubとBarの違いをいろいろ調べてみました。
まずわかったことはPub(パブ)はもともとイギリス発祥です。Bar(バー)は諸説あるみたいなんですけどアメリカ発祥のようです。
つまり諸説あるためハッキリとした「パブとバーの違い」という定義はないようです。
ただその中でもいろいろ見ていった結果、多くの人が思っている「パブとバーの違い」はこんなだろうな?ということはわかりました。
パブってこんなところ
パブは「Public House」の略で、もともと「飲み屋」という意味よりも、その地域の人たちの「社交の場」という存在でした。
そのため古いパブには会議室があったり、ちょっと広いホールがあったり、中には宿泊施設を兼ね備えているところもあり、飲むための「場所」だけでなく「建物」全体を示すことが一般的でした。
ちなみにニュージーランドの場合、田舎町にあるパブは宿泊施設を併設しているところが多いです。これは元々の「Public House」と言う「集いの場」が色濃く出ているのだと思います。
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提供するお酒は主にビールやCider(りんご酒)、ワイン、ブランデーやウイスキー、ソフトドリンクなどを提供しています。
食べ物はナイフとフォークを使って食べるような食事はもちろん、ちょっとしたつまむものまで比較的幅広く提供しています。
また、昼前くらいから営業していて、親と同伴であれば子どもが一緒にご飯を食べることもできます。
バーってこんなところ
バーはパブと違って建物全体を指すことはあまありなく、「お酒を提供する場所」として存在しています。そのため、レストランの一角にバーがあったり、ビルの2階にこっそりあるのもバーです。
また出されるお酒はパブにあるような飲み物も出しつつ、ジンやウォッカといった強いお酒をベースにしたカクテルを出すところが多いです。
また食事は「Bar Snack」「Bar Meal」と呼ばれる、どれも手を使って食べれるものが多く、営業時間もパブとは違って夜のみ、子どもを連れてくる人はほとんどいないか、お店によっては18才未満の子どもは入店できないところもあります。
入り口に人が立っていて入店時に年齢確認をするところもあります。
パブとバーの違い何となくわかりました?
パブとバーの違いは何となくわかりましたか?
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いろいろ調べていくと、近年はパブとパーの境目がどんどんなくなってきているそうです。
特にパブがバーのようになるのではなく、バーが進化して食に力を入れたり、ちょっとした個室を用意したりするとことが増えてきたそうです。
ニュージーランドでは上でも書いたとおり、どの街にもパブがあります。
もし旅行に行って小さな町でご飯食べたいなーと思った時はパブを探してみても良いですね。味の方は…イマイチなところもありますけど、過去に旅行で「お。ここは美味しいぞ!」というところにもありました。
美味しくても不味くても、ある意味旅の楽しみの1つになりますからね。勇気を振り絞って試してみてください!