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不眠症の方は眠れないときに何をしますか?
羊を数えて、眠れたことってありますか?
一般的によく「羊を数えたら眠れる」といわれますよね。でも、個人的には羊を数えて眠れたことは1回もありません。「羊が1匹、羊が2匹」くらいなら数えられても、「羊が87匹、羊が88匹」くらいになると、めんどくさくなって数えるのを止めてしまいそうですね。
ところでこの「羊が1匹 羊が2匹」というのが英語由来だって知っていましたか?
今日はそんな由来のお話しと、眠れない人向けのちょっとした眠れるコツみたいなものを紹介したいと思います。
羊を数えるのは英語が由来
冒頭でも紹介したとおり「羊が1匹、羊が2匹」というのは日本の文化ではありません。
もともと英語で「one sheep, two sheep, three sheep」と数えるところから来た、いわゆる外来文化なんですね。
それもそのはずです。
もともと江戸時代以前に羊はいませんでした。
ちなみに江戸時代中期に書かれた「和漢三才図会 巻第卅七」という百科事典には羊が描かれていますが、こういう図鑑は一般書ではないので、当時の人たちは羊がどんな生き物なのか想像することすら難しかったかもしれません。
では、どうして羊を数えると眠れるといわれているのでしょうか?
羊を数えると寝れると言われているワケ
羊を数えると寝れるといわれるのはどうしてでしょう。
理由は幾つかあって、中には眉唾ものな説から「たしかに一理あるかも」という説までありました。
説1:あの見た目が癒し効果抜群だから
たしかにそうですね。癒し効果はありそうです。
ここでピンクのフラミンゴが出てきても目がチカチカするし、眠れそうにありませんね。
説2:英語の発音的に自己暗示効果がある
アレコレ調べて見ると多く書かれていたのが、この理由でした。
英語のSheepとSleepの音が似ていることから、Sleepを続けていうことで眠くなるというものです。
「あなたはだんだん眠くなーーる、眠くなーーーる」という催眠術みたいなものですね。
ところでSheepよりも似た発音の言葉で「Sleet」があります。日本語で「ミゾレ」です。
でも、これを数えていたら子どもはオネショしちゃいそうなので、やっぱりSheepが無難だったのかもしれませんね。
説3:単純作業をすると眠くなる
眠れない理由の1つとして「考え事」があげられます。
何か考え始めると、キリがなくなって眠れなくなる人いますよね。昔の職場で眠れなくて考え事をしていたら、明け方になっていたという人がいてビックリしました。
考え事をすると、頭の中で「あれをあの人にメールして」とか「明日の会議どうしよう」とか具体的に考えはじめて眠れなくなるらしいです。
そんなときに羊ちゃんの登場です。
仕事をしていてもそうなんですけど、単純作業をすると眠くなりませんか?頭の中で敢えて大きな声で「羊が1匹!!羊が2匹!!」と数えるのと、考え事を同時にするのはかなり難しいですね。
つまり、思考を羊が追い出して眠くなるというものです。
個人的にオススメの眠り方
「そもそも」なんですけど、自分は背中に「眠りスイッチ」でもあるのか?と思うほど寝付きが良いです。布団に入って横になった途端に寝れます。
それでも年に何度か寝れなくなることがあって、そのときやっていることを書いてみます。
- 体を温める
- 考え事をし始めたら全部書き出す
- 暗い部屋で英語の文法の本を読む
この3つでたいてい大丈夫です。
冬の寒い日で体が温まらないときはいったん布団から出てシャワーだけ浴びてみたり、何かしらの方法で体を温めてみます。
それと布団に入って考え事が頭の中をグルグルし始めたら、いったんやっぱり布団から出て紙とペンを布団に持ってきて、その考えていることを書き出してみます。
布団の中だとグルグル1時間とか考えていたことが、紙に書いてみると大した量でないことに気が付くんです。そうすると何となくスッキリして眠れます。
そして最後は部屋を本がギリギリ読めるくらいの明るさにして、英語で書かれた本を読むとイチコロです。副作用もないしこんな良い睡眠薬ありません。
皆さんお試し下さい
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羊とSleepの話から話は逸れてしまいましたけど、皆さんお試し下さい。
これ以外にも眠れる方法あるよ!という方は日刊ニュージーランドライフのFacebookページにコメントいただけると嬉しいです。