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音楽のアーティスト名や歌の名前を見ていると「○○ feat. △△」というのをよく見かけます。
この「feat.」の意味を「なんとなく知っている」程度の人が多かったり、意味を勘違いしている人がいたり、読み方を間違えている人も見かけます。
そこでこの記事では「feat.」とは何なのか。また読み方を紹介していきます。
「feat.」は「featuring」の略
「feat.」は「featuring」の省略形です。
必ず最後に「 . ピリオド」を付けるようにしましょう。
この「 . ピリオド」は単語を省略したときに付けます。同じ例で言うと「Mr.」は同じようにピリオドが付いていますが、これは「Mister」の略だからです。
ちなみに「feat.」よりも短く「ft.」「f.」「f/」とと表記されることもあります。
「feat.」の読み方はフィーチャリング
feat. をどのように読みますか?
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「フィート」「フィーチャリング」「ヒューチャリング」などなどいろいろな読み方をする人がいます。
読み方は「フィーチャリング」が正解です。
「フューチャリング」と書いたり言ったりする人がいますが、「ヒューチャリング」は別の単語「未来」という意味を持つ「future」に「ing」が付いた言葉です。
省略形は「feat.」や「ft.」と書きますが、それでも読み方は短縮せずに「フィーチャリング」と読みます。つまり「フィート」とは読まないということですね。
「feat.」「フィーチャリング」の意味は?
まず「大辞林」という国語辞書で「フィーチャリング」の意味を調べてみました。
- 特に目立つところ、著しく注意を引く点
- 新聞・雑誌・放送などで特集すること、または特別企画
- 軽音楽で、特別な演奏家や楽器を参加させること
特に関係がありそうなのは「3番」の「軽音楽で、特別な演奏家や楽器を参加させること」ですね。
つまりもっとわかりやすい言葉で言うと「feat. はスペシャルゲスト」という意味です。
feat. のあとに来る人は基本的に「スペシャル」な人
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「feat.はスペシャルゲスト」と書いたとおり、「feat.」のあとには必ずスペシャル、特別な人が来ます。
「feat. ○○」とすることでゲストミュージシャンを引き立てているわけです。
つまりアーティストの力加減でいうと
- 格下アーティスト feat. 格上アーティスト
- 同格アーディスト feat. 同格アーディスト
になることが多いです。少し例を挙げてみましょう。
- 売り出し中の歌手 feat. 先輩歌手
- 売れっ子歌手 feat. 有名ラッパー
- 大物歌手 feat. 有名バイトリニスト
「1番」は、売り出し中の歌手の歌をたくさんの人に聞いてもらうために事務所が、先輩歌手をゲストに迎えて先輩ゲストのファンにも聴いてもらえるようにしたものです。
「2番」や「3番」は、それぞれのアーティストが各分野で活躍していて、歌を作るのにあたって、有名・大物なゲストをフィーチャリングする(ゲストに呼ぶ)します。
それによって今までと違う特色を楽曲に与えることを目的としています。この「特色を楽曲に与える」ことこそ「feat.」本来の意味と言えます。
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もちろんスペシャルゲストを起用することで、その人の宣伝力・ファンの動向も期待できるのも魅力の1つです。