クラフトビールが熱いぞ!ニュージーランド

「クラフトビール」ってご存じですか?

ここ数年クラフトビールがニュージーランドのスーパーマーケットなどでドンドン種類を増やして一大センセーションを巻き起こすのでは?と言われています。

今日はそんな最近ニュージーランドを賑わしているクラフトビールのお話しです。

クラフトビールって何だろう

クラフトビールは英語で書くとCraft beerと書きます。
Craftには「手芸とか工芸」という意味があって、Craft beerというのは大手のビール工場が工業的に造るビールと違って昔ながらの製法でビール職人が作り出すビールのことを言います。

英語ではMicro Breweryなんて言われ方もします。

クラフトビールと地ビールって同じでしょ?って思う方もいると思います。
どちらも英語で書くと「Craft Beer」で同じです。同じものと言えば同じ。でも、今こだわりを持って作っている人たちにとっては若干違うもののようです。

まずこの地ビールとクラフトビールの違いを軽く説明したいと思います。

地ビールは1990年代半ばに日本のビールに関する法律が変わって、最低製造数量が2000キロリットルから一気に60キロリットルに緩和されました。

そこに目を付けて各地で村おこしを目的に、「地酒」を文字って「地ビール」として多くの企業が地ビール製造に参入しました。結果、一時的には「地ビールブーム」を巻き起こして、各地の地ビールを集める飲み屋ができるなど賑わいました。

ところが製造技術や知識が未熟で、そもそも品質がイマイチなものが多かったり、美味しいビールができたとしてもその味を維持することができないところが続出しました。

また同じ頃に発泡酒税率改定が行われ、安い発泡酒の麒麟淡麗<生>が大ヒットを記録するなどして、もともと他のビールより高かった地ビールは発泡酒の登場で、さらなる割高感が生まれてしまいます。

結果、地ビールは「高いくせに当たり外れが大きい」という印象を与えてしまい、一部のビール好きだけが飲むものとなってしまいました。

ところが最近では日本でもその地ビールのイメージを払拭すべく「クラフトビール」と名前を変えて、再び徐々に注目されてきているそうです。

ちなみに厳密なCraft Beerの定義はなく、国によって製造量で決めたり、何となく慣習みたいなもので決めているそうです。

そんなクラフトビールが熱いニュージーランド

さてさて、話をニュージーランドに戻しましょう。

そんなクラフトビールがここ数年ニュージーランドで盛り上がっていて、2つの都市が「クラフトビールの首都」として名乗りを上げて争っています。

1つはニュージーランドの首都Wellington。そしてもう一つは南島の北にあるNelsonです。

どちらも数年前から自身を「クラフトビールの首都である」と名乗っていて、それぞれがホームページを立ち上げて、クラフトビールを紹介しています。

Wellingtonをクラフトビールの首都とするページが「Craft Beer Capital」、そしてNelsonを首都として紹介するページが「Nelson Craft Brewing Capital Of New Zealand」です。

各ホームページで、それぞれの街でクラフトビールを飲めるバーを紹介しています。ビール好きにしたら、ハジから攻めて全制覇したくなるほど魅力的なお店ばかりです。

ちなみにNelsonはビール造りに欠かせないホップをニュージーランドで唯一商業用として生産している場所としても知られています。
Nelsonをクラフトビールの首都としたい人たちにとって、ホップも自分たちの土地で作って、さらにクラフトビール工場も他の都市より断然多いことは大きなアピールポイントのようです。

IMG_5320-2014-01-20-16-37-38Wellingtonのスーパーでは普通にクラフトビールがビールコーナーにズラッ!と並んでいます。

IMG_5323-2014-01-20-16-38-45
中には写真の中央にあるようなフタができるタイプのビンを使っていたり

IMG_5325-2014-01-20-16-39-04
TUATARAというメーカーのビールはTUATARA(ニュージーランドのトカゲ)の名前通りに、ビンの表面がトカゲそっくり、しかもキャップはトカゲの目のデザインになっていたりします。

とにかく、それぞれのメーカーが味はもちろんラベルのデザインなど、見た目にも力を入れているんです。そうなると飲む側としては、飲んでも楽しいし、見た目もオシャレなので嬉しいことづくしです。

IMG_5324-2014-01-20-16-38-57
余談ですけど、アサヒとかサッポロもスーパーで買えたりします。
一度も買ったことありませんけどね…。

IMG_3204-2014-01-20-16-49-35

値段はTUATARAで1本7.46ドル、フタができるビールは22.99ドル、それ以外のTuiとかSpeight’sはセールの時なら1本1.5ドルくらい、CoronaとかHeinekenが2ドル弱で買えることを考えたら、まだまだ割高感はありますね。

ちなみにアサヒやサッポロは6本で14-15ドルくらいでした

味で選ぶならクラフトビールはうまい!

以前はSpeight’sとかTuiを飲んでいました。
ところがここ最近、それよりちょっと上のランクに手を出したら味が全然違うことに気が付いてしまいました。

「ちょっと上でこれだけ違うなら、もっと上なら」と手を伸ばしたら、あとに戻れなくなりつつあります。今ではSpeight’sもTuiもほとんど買いません。
ビール代のエンゲル係数が一気にアップ↑です。

でも、味で選ぶなら断然クラフトビールは美味しいです。
ホント今まで飲んでいたビールはいったい何を飲んでいたんだろう?と思ってしまうほど。

最近ではAuckland, Wellington, Chiristchurchと言った大きな都市だけでなく、小さな街のちょっとこだわりバーみたいな所ではクラフトビールを飲めるところがかなり増えています。

ニュージーランドと言えばワインをイメージする人も多いんですけど、ぜひビールも飲んでみましょう!美味しいビールがたくさんありますよっ!

こんな記事もよく読まれています

COMMENTS