意外とニュージーランドに持って行けないもの

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1年の中でもクリスマス前くらいから1月の中旬くらいまでがもっとも日本人観光客がニュージーランドに訪れるシーズンです。

もうそろそろニュージーランドへ行くチケットを買って、旅行の準備をしている方もいるかもしれませんね。
実は旅行をするのも楽しいんですけど、旅の準備をするのも楽しいんですよねー。ガイドブックを見て行く場所を考えたり、持ち物で悩んだり。

さて、そんないろいろ迷って持っていった持ち物が、入国審査で「持ち込みできません」と言われたら切ないですね。

入国審査で荷物を取り上げられてしまう人。けっこう多いそうです。
ニュージーランドに持ち込みができないもの(禁制品)を持ってきて、入国審査で捕まってしまったら、せっかくニュージーランド旅行の出鼻を挫かれてしまうかもしれません。

そこで、ニュージーランドに輸入できないもの(禁制品)や、制限がかかっているもので、「意外と持っていってしまいそうなもの」を調べてみました。

目次

ニュージーランドは明確なリストがない

国によっては、細かく持ってきてはいけないものを明記していたりするのですが、ニュージーランドには詳細なリストがありません。

最終的な判断は現場の検疫官の判断に委ねられているんですね。
だからと言って、こちらが適当にしてしまうと厳しい人にあたったとき面倒な思いをします。

正直、「現場判断」が一番わかりにくいパターンです。

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もちろんリストはあるんですけど、具体的でないんです。何のことだかわかりにくいですよね。その辺もこのあと説明していきたいと思います。

いろいろ調べていくと「これは大丈夫」と書いている人もいれば同じものを「ダメ」と言っている人もいます。
なので、その辺を加味して、読み進めてみてください。

Luggage

禁止されているもの・制限があるもの

禁制品:インスタント食品の一部

ずっと外食だと疲れちゃうから。

なんていう理由で意外とスープとか持ち込む人多いそうです。
インスタント食品にはよく乾燥卵が入っていて、それが検疫で引っかかるためアウトになる確率が高いです。

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実際に禁制品(持ち込めない物)のリストには

生卵、粉末、流動体又は冷凍その他の加工をした卵

と書かれているんですけど、インスタント食品に卵が含まれているのを知らなかったり、「卵食品」が禁制品であることを知っている必要があるわけです。

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This photo was originally taken by y_katsuuu

なので、カップラーメンやインスタントスープは持っていかない方が良いようです。
ニュージーランドのスーパーでもインスタントヌードルとか、カップスープは売っています。もちろん味は日本のモノとは違いますけどね。

それとお味噌汁とかも売ってます。特定の銘柄とかにこだわりがなければ、こちらで入手しても良いと思います。

禁制品:ふりかけの一部

これもインスタント食品と同じ理由です。卵が入っていることが多いのでこれも危険です。
「のりたま」なんて思いっきり卵入ってますからね。

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でも意外と持ってきてしまいそう。というか、以前普通に持ってきてました…。

禁制品:牛肉製品

けっこうビーフジャーキー系がダメなのは有名ですね。
「生肉」を持っていく人はいないと思うんですけど、「ニュージーランドにいる息子が大好物の牛しぐれをお土産に」なんて思って持っていくと没収されてしまいます。

禁制品:動物の毛を使ったブラシ

馬や豚など動物の毛を使った人体に使うためのブラシは禁制品に入っています。
男の人はあまりピンと来ないかもしれませんね。かくいう僕自身もピンと来ないんですけど、女性のブラシで豚の毛を使ったものがあるらしいですね。

制限:タバコ

Tobacco

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喫煙者にとってタバコが切れることはある意味命取りらしいね。
世界中どこの国でも制限があるタバコですがもちろんニュージーランドにも持ち込みに制限があります。2014年11月から法律が変わって持ち込みできる量が大幅に減っているので注意が必要です。

紙巻きタバコは50本。葉たばこ50グラム。葉巻5本(1本10gとして)。
それ以上持ち込む場合は税金を払う必要があります。

タバコを吸う人はこの辺けっこう詳しいので敢えて書く必要ないかもしれませんね。
「おみやげに」なんて言う人のために念のため書いておきました。

要注意:植物の種や苗

自然保護が厳しいニュージーランドでは植物の持ち込みが厳しいです。
種類によって良い悪いがあるため書き切れませんが、まずは申請して検疫のチェックを受ける必要があります。

永住している家族にお土産のつもりで、野菜などの種を隠し持っていこうとすると見つかったとき大変なことになります。
年に2-3回、中国人が家族のために野菜の種を持ち込んで、それがバレたときに2000ドルだか3000ドルの罰金を払ったというニュースを見かけます。

気をつけましょうね。

要注意:トレッキングのグッズ

トレッキングコースが山ほどあるニュージーランド。
それを目的に入国する人も多いんですけど、トレッキンググッズは泥や植物の種、さらにはカビや微生物などが付いていることが多いので、必ず申請が必要です。

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また靴の裏にあるミゾの泥などキレイに落とした状態で持ち込みましょう。

要注意:手作りの食べ物

漬け物

禁制品に含まれていない物でも、入国審査の時に没収されてしまうかもしれないものがあります。
それは「手作りの食品」です。

商業的にパッキングされていない、例えば自宅で作った煮物をジップロックに入れたものは、その材料に禁制品が含まれていなくても、入国審査で取り上げられてしまうかもしれません。

意外と大丈夫なもの

海産の魚

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海で取れる魚(鮭・鱒を除く)の製品は持ち込むことができます。ただし申請をする必要があります。

持ち込んで良い理由は、「海の魚はニュージーランドと日本は海で繋がっているから」らしいです…。理由が本当なのかどうかは定かではありません。でも、実際まわりで何人も海の魚で作られて佃煮は持ち込めても、川魚の佃煮はアウト!なんていうことがありました。

禁制品にも「海産の魚は大丈夫」という記載があります。

他にも禁制品や制限品はいっぱい

他にも持ち込みができないものはいっぱいあります。

ここで紹介しなかった禁制品は、銃とか麻薬とか偽札とか書き出したらキリがありません。

Googleなどで「ニュージーランド 禁制品」と入れて探すと色々情報が出ていますので、上で紹介したもの以外で「どうかな?」と思うものがあれば調べてみてはいかがでしょうか。

とにかく事前に申請を

悪意がなく「禁止されている」と知らずに持ち込もうとしてしまうことってあると思うんです。
一番いけないのは「禁止されている」とわかっていながら「バレなきゃ良い」と思って「黙って持ち込もうとすること」です。

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厳しい人に見つかるとその場で罰金200ドル、最悪の場合禁固刑…なんてこともあるので、食べ物を持っていたらすべてリストに書いて、事前に申請しておきましょう。

そうすれば罰金は免れて、最悪「没収」で済むようです。

せっかく旅行に来て罰金払ったり、牢屋に…なんて笑えませんからね。楽しい旅行にしましょう。
ここに書かれているもの以外で「これはダメって言われたよ」というのがあれば、お知らせいただけるとありがたいです。

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この記事を書いた人

元NZ在住40代男性。大阪在住。2005年からニュージーランド15年、カナダで1年の生活を経て2022年に日本帰国。ブログ運営が仕事。

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