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今年2015年も残すところあと今日を入れて1週間ですね。
ニュージーランドでは今日12月25日と明日26日は祝日です。
25日は日本人なら誰でも知っているクリスマス。そして26日は「ボクシングデー」という祝日でお休みです。
「ボクシングデー」って日本ではまったく聞かない日ですよね。いったい何の日なんでしょうか。
今日はそんなお話しです。
ボクシングデーといえばやっぱり
ボクシングデーって日本では馴染みがありません。
ニュージーランドやカナダでは、ボクシングデーを待ちわびている人たちがたくさんいます。子どもよりもむしろ大人、しかも物を安く買いたい人は首を長ーーーくして待っています。
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というのも、ボクシングデーは街中のお店が大安売りをするからです。
ボクシングデー前は定価で売っていたようなものが、この日、もしくはこの週に限ってものすごい割引きをしてきます。一年の売り上げのかなり大きな割合をこの日に稼いでいます。
自分たちも去年ボクシングデーを狙ってアイロンを買いました。
普段はお客さんは数人しかいない電気屋は人で溢れていました。レジも長蛇の列でした。
まずボクシングデーって何?
そんな安売りのイメージばかりのボクシングデーの正体を掴むために、まずボクシングっていったい何だろう?を考えてみましょう。
ボクシングデーというのはもちろん「ボクシング」と「デー」で切ります。
日本語で書いてるとわかりにくいので、英語で書いてみると「Boxing day」です。
ちなみにスポーツのボクシングもBoxingです。スポーツのボクシングはあのリングの四角い箱(box)で戦うからBoxingと呼ばれるようになったと聞いたことがあります。でも、スポーツのボクシングとはなんら関係ありません。
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ボクシングデーのボクシング(Boxing)はBox、つまり「箱」です。スポーツのボクシングと起源は同じです。ボクシングデーというのは「箱の日」なんです。
なんでBoxing dayと呼ぶの?
Boxing DayがなんでBoxing Dayと呼ばれるのかは諸説あるそうです。
まずは、教会が貧しい人たちのために寄付を募ったクリスマスプレゼントの箱(box)を開ける日だったことから、Boxing Dayと呼ばれるようになったという説。
それから、召使いを使っているようなお金持ちの家では、クリスマスも召使いは仕事をしていました。
その代わりクリスマスの翌日26日を召使いたちの休みにしてねぎらったり、箱にプレゼントを入れて贈ったりしたことから、Boxing Dayと呼ばれるようになったなんて説もあります。
ちなみにアメリカにはボクシングデーがありません。
ボクシングデーがあるのは、イギリス、アイスランド、ノルウェー、スウェーデン、チェコ、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、ケニア、香港、ナミビア、ベリーズの12ヶ国です。
そんなボクシングデー
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そんなボクシングデーなんですけど、ボクシングデーの起源はどこへやらただの安売りの日になっています。
我が家も去年は買い物、そして明日も街へ出て物色してこようと思っています。
ニュージーランドを旅行している方は明日はお土産物も安くなっているかもしれないので、お店を覗いてみると良いかもしれませんよ。思わぬ掘り出し物にで会えるかもしれませんね。