優しさって何だろう?

ニュージーランドに来て、なんて言うんでしょう、優しい人ばかりだなーと感じました。
もちろん100人いて100人が優しいわけではありません。でも、多くの人が本当に優しくて、いろんなことにギスギスしていないんです。

外国人は日本人も優しいと言います。
それもわかる気がします。でもそれとは全然種類が違うもののようです。

今日はある調査結果から思った「優しさって何だろう?」というお話しです。

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© Nena B.

「優しさ」って何でしょう?

「優しさ」ってなんでしょう。

優しさは、優しくする側と優しくされる側によって捉え方が全然違います。
与えたい優しさと与えられたい優しさは違うでしょうし、お互いの関係でも求められるものは変わってきます。

また誰にするか、例えば家族や友だちに優しくするのと、赤の他人に優しくするのは質が違います。

そして優しさをあらわす手段なんて本当に人によって、状況によって100通りどころか無限にあります。
あれこれ手を出さないのも優しさ。相手を思えばこその厳しさはある種の優しさでしょうし、ただ甘やかしたり、何かを許してしまうのは優しさではなく「無関心」であるかもしれません。
お金を与えるのも優しさ。話を聞いてあげるのも、アドバイスを挙げるのも優しさです。

World Giving Indexの結果

2008年からCharities Aid Foundationというイギリスの団体がWorld Giving Indexという調査を行っています。
World Giving Indexというのは意訳すると「世界人助け格付け」ですかね。

その2013年度版が発表されました。
さすが12月。最近こういう「ランキング」「格付け」ものが多いですね。

この調査ではこんな3つの項目で135の国と地域を対象に調査を行いました。

  1. どのくらい慈善事業団体に募金しているか
  2. どのくらいボランティア活動をしているか
  3. どのくらい助けを必要としている人を助けてあげているか

結果はこんな風になりました。

01位:アメリカ
02位:ニュージーランド、ミャンマー、カナダ
05位:アイルランド
06位:イギリス
07位:オーストラリア
08位:オランダ
09位:カタール
10位:スリランカ

ニュージーランドは堂々の2位でした!
ところで日本は?というと今回は調査対象になっていませんでした。

去年2012年は調査対象に入っていて85位。その前の2011年は105位と相当ランキングが下なんです。
ちなみにニュージーランドは去年も一昨年も4位でした。

詳しい情報はCharities Aid Foundation | 2013 publicationsをどうぞ。

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© Tommy Elmesewdy

なんだか複雑な気持ちです

このランキングだけを見ると日本人はものすごく冷たくて他人に手を貸さない人たちのように思われてもしかたがありません。

では実際そうなんでしょうか?

個人的には何とも言えません。
それは自分が日本人であると言うフィルターがかかってものを見ているので、なんだか本質がイマイチ見えてきません。

具体的に生々しいお金の話で言うと2005年の内閣府の調査でアメリカと日本における個人が行う寄付の金額の違いが発表されていて、日本が2200億円なのに対してアメリカは23兆円でした。
つまり100倍以上の寄付が行われているんです。

キリスト教では、お金持ちの人はお金を持っていない人に分け与えるべきであると言う考えがあって教会で多くのお金が献金されているそうです。

こういう宗教や文化の違いは相当あるのかな?と思います。

もちろんお金を寄付したり、ボランティア活動をしたり、誰かを助けるだけが優しさではありません。

ただなんて言うんでしょう、自分の国が例えどんな調査結果であっても相当悪い結果だったのはすごく複雑な気持ちになりました。

何とも答えが出ないつぶやきみたいな記事でした。

優しさって何でしょう?

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