今年もニュージーランドは世界一汚職が少ない国で世界一に!

「汚職」と聞いてどんなことを思い出しますか?
自分が個人的に思い出すのは「越後屋、おぬしも悪よのぉ」「そういう、お代官様こそ…」「ワーハッハッハ」とうい時代劇でありがちなシーンです。

時代や国は変わっても、これに似た感じで汚職は毎日のように起こっています。

そんな汚職が国ごとにどの程度行われているかを1995年から調査している団体があります。

この度、その2013年度版が発表されニュージーランドは11年連続で「世界一汚職が少ない国」として選ばれました。

気になる日本の結果は?
またいったいどんな調査が行われているのでしょうか?

今日はそんな汚職についてです。

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腐敗認識指数 CPIって何?

この調査はTransparency InternationalというNGOが1995年から毎年、Corruption Perceptions Index、日本語だと腐敗認識指数と名付けて調査を実施しています。

毎年ビジネスマンや専門家を対象に「公務員と政治家がどの程度汚職に汚染されていると認識しているか」という内容で12-13種類のアンケートを行います。
その結果を基に10の機関が集計したデータをもとに最終的にTransparency Internationalが数値化するものです。

この複数のアンケートを使って複数の機関が結果を出すことで、より多くの角度から物事を捉えることができ、正確な調査結果を導き出せるからです。

今年は177の国と地域を対象として調査が行われ、100が汚染がまったくない国、そして0が汚染まみれとして発表されます。

では、さっそく「汚職が少ない国のランキングを発表したいと思います

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1位から10位の発表

それではまず1位から9位が2カ国あるので9位までの発表をしたいと思います。
ニュージーランドはすでに1位だと発表してありますので、日本がどうなっているかの方が気になりますよね。

国名 スコア 2012年のスコア
01位 ニュージーランド 91 90
01位 デンマーク 91 90
03位 フィンランド 89 90
03位 スウェーデン 89 88
05位 ノルウェー 86 85
05位 シンガポール 86 87
07位 スイス 85 86
08位 オランダ 83 84
09位 オーストラリア 83 85
09位 カナダ 83 84

日本は残念ながらありませんでしたね。
この辺の上位に書かれている国は「生活しやすい国ランキング」とか「治安が良い国ランキング」などでも常に上位に出てくる国ばかりです。

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では次は11位から19位まで紹介したいと思います。

国名 スコア 2012年のスコア
11位 ルクセンブルグ 80 80
12位 ドイツ 78 79
12位 アイスランド 78 82
14位 イギリス 76 74
15位 バルバドス 75 76
15位 ベルギー 75 75
15位 香港 75 77
18位 日本 74 74
19位 アメリカ 73 73
19位 ウルグアイ 73 72

遂に日本が出てきました。
去年と同スコアでランキングのみ1位落とした18位でした。どうなんでしょう?177の国と地域と考えたら18位は悪くない数字なのかもしれませんね。

気になったのはバルバドスです。「どこ?それ??」って正直なりました。

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© scaturchio

バルバドスはアメリカの下、カリブ海にある英国連邦王国で島全体が珊瑚礁でできている島国です。人口たったの26万人、公用語は英語です

さてここからは個人的に気になった国の順位だけ幾つか紹介したいと思います。

国名 スコア 2012年のスコア
22位 フランス 71 71
36位 台湾 61 61
46位 韓国 55 56
69位 イタリア 43 42
80位 中国 40 40
94位 インド 36 36
127位 ロシア 28 28
175位 北朝鮮 8 8

こういう地図も用意されていました。
CPI2013_map_english_embargoed-3-Dec
黄色が汚職が少ない国で赤くなって、どす黒い赤は汚職の温床みたいなところです。
そう見ると「悪代官と悪い庄屋」のあの定番のシーンは世界中で行われているのがわかりますね。

スコアが50以下というのは、深刻な汚職問題を抱えている国なんですけど、実は全体のほぼ70%が「スコア50以下」の国、また発展途上国と言われる国の9割がこの50未満という恐ろしい結果が出ています。

そういう中で見ればニュージーランドの1位は素晴らしい結果。
日本の18位もすごく良い数字に思えてきます。

ただ一番最初に書きましたけど、この調査はこんな内容で行われています。

ビジネスマンや専門家を対象に「公務員と政治家がどの程度汚職に汚染されていると認識しているか」というないようで12-13種類のアンケートを行う。

つまりですよ。企業同士の汚職は数えに入っていないのと「汚職されていると認識しているか」ということは「汚職と認識していなければカウントされない」んです。

日本は企業間で言えば相当、汚職とか賄賂、献金が横行していると思います。
ニュージーランドはあまりにもノンビリしすぎて「汚職だと認識してない」汚職がたくさんあるのでは…?と思えたりもしちゃいます。

すべてを洗い出すのはもちろん不可能なことです。
例えどんな調査でも良い結果が出たのは嬉しいことですね。今後も続けて頑張って欲しいです。

詳しく知りたい方はこちら

もっと詳しい情報を知りたい方はこちらのページからどうぞ。

Transparency International – the global coalition against corruption

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