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ニュージーランドに来て、好きになったポテトチップがあります。
それは「Kettle」と呼ばれる種類のポテトチップスで、普通のポテトチップスと比べて厚切りです。
食べた感じは普通のポテトチップがサクサクならザックザク。歯ごたえがしっかりしていてけっこう堅いです。
ニュージーランドではいろんなメーカーが競って販売していてどのKettleも同じ厚切りザクザク。
このKettleというチップス。いったい他のチップスと何が違うのでしょうか?
そもそも、なんでKettle(やかん、釜とか鍋)なのかも調べてみました。
まずは見た感じがどんなものか
This photo was taken by Adam Kuban
Kettle?何それ?という方もいるかもしれませんね。
まずはKettle Chipsを知らない人のために、どんなチップスか写真を見てもらいましょう。
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あ!知ってる!これね!という人も多いのではないでしょうか。
ところでKettleと言えば
This photo was taken by Nam2@7676
Kettleと言うのは日本語に訳すと「やかんや鍋、釜」という意味です。
「鍋」とか「やかん」
「鍋」「やかん」
「なべやかん」
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なべやかん。彼、まだテレビとか出てるんですかね。
つまり彼は英語名「Kettle Kettle」です。ププッ
さ。話を戻しますよ。
なんでKettleというんでしょう
食感の違いは上で書いたとおりです。
厚切りでパリッと言うよりザクッとして、噛めば噛むほど味が出てきます。イメージ的にはホント「味がある」感じがします。
ではなぜそんな違いが生まれるんでしょう。
普通のポテトチップスは薄切りのジャガイモを高温180度とか200度の油で短時間のうちにサッと揚げます。
高温で揚げるので、お互いがくっつく前にカリッと仕上がるわけですね。ところが高温でサッと揚げた方が発がん性物質とかが出やすいなんて話もあるんです。
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ケトルのチップスは厚切りのジャガイモを大きな釜を使って低温160度くらいでじっくり揚げます。
そのまま油の中にいると隣同士でくっついてしまうので、常にかき混ぜてじっくり揚げる必要があります。ずっとかき混ぜられているから形はブサイクになるけど、じっくり揚げているから油分が少なくヘルシーになるそうです。
一般的に「釜揚げ」と言えばうどんとかちりめんじゃこを釜で茹でることですけど、ケトルチップスは要するに「釜揚げ」ってことですね。
こっちはうどんの釜揚げ。安くて美味しいし最高です。
それって日本で売ってる「堅あげポテト」と同じ?
ほとんど一緒みたいです。
カルビーの開発秘話のコラム噛むほどうまい! ロングセラー『堅あげポテト』の開発者にインタビューに書いてありました。
大人向けポテトチップスを開発するにあたって遠藤氏が注目したのが、米国の伝統的な“釜揚げ製法”で作られたケトルタイプのポテトチップス。釜で低温でフライし、通常のポテトチップスよりも分厚く堅い食感が特徴といった、現在の『堅あげポテト』の原型にあたるものだ。
「原型」という書き方をしているので、あくまでもまったく同じではないという感じはしますね。
ヘルシー指向型チップス「ケトル」
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これを書いていて同じ食べるなら、やっぱりケトルの方が絶対に良いなーと思いました。
なんと言っても油が少ないはずです。それだけでヘルシー。
それに噛み応えがあって同じ量でもきっといっぱい噛むはずです。
噛むことは体に良いことだし、噛めば噛むほど満腹になりやすいからたくさん食べられないはずです。
さっきから「はず」が多いのは気にしないでくださいね。