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ニュージーランドでは、どんな田舎のスーパーマーケットでも必ず「クランペット」というパンみたいな食べ物が売られています。
ニュージーランドに住んだことある人や、旅行したことある人ならクランペットを食べたことがある人も多いと思うんですけど、実際のところクランペットがいったいどんなものなのか知らない人も多いはずです。
そこで今回は「クランペット」がいったいどんなものなのか調べてみました。
日本であまり見かけないニュージーランドの美味しいもの
「クランペット」といえば先日「日本では見かけないニュージーランドの美味しいもの」という読者アンケートでも、選ばれた知る人ぞ知るニュージーランドの美味しいものです。
とは言っても、このあと紹介しますがクランペット自体はニュージーランド・オリジナルの食べ物ではありません。
まぁ、でもその辺は目をつぶって読み進めてください。
クランペットの見た目や定義をまずは知る
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まずはクランペットがどんなものなのか、写真をご覧ください。これがクランペットです。
Wikipediaで「クランペットとは」という定義を調べてみると
小麦粉と酵母で作る塩味のまたは甘い軽食パンである。クランペットは主にイギリスおよびイギリス連邦諸国で食される。
とのことでした。この内容から「クランペットがイギリス発祥のパンの一種」だということはわかります。
でも、これだけではホットケーキとの違いがわかりません。そこで、ホットケーキとクランペットの作り方の違いもみてみましょう。
ホットケーキ(パンケーキ)の作り方
まずは小学校の家庭科の時間に誰もが一度は作ったことがあるホットケーキ(Pancake)の作り方です。
材料はレシピによっていろいろ違いますが、だいたいこんな感じです。
- 小麦粉
- 牛乳
- ベーキングパウダー
- 砂糖
- 卵
- バター(サラダ油でも可)
そして作り方はだいたいこんな感じです。レシピによって順番や入れ方が違います。
- ボールに卵と砂糖を入れてよく混ぜる
- 溶かしバターを入れて馴染ませる
- 牛乳を入れてよく混ぜる
- 小麦粉とベーキングバウダーをフルイにかける
- さっくり混ぜる。混ぜすぎない
- フランパンで焼く
では、今度はクランペットの作り方です。
クランペットの作り方
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まずは材料から。
- 小麦粉
- 牛乳
- ドライイースト
- 塩
- 砂糖
そしてレシピは
- 牛乳を人肌よりちょっと暖かいくらいまで温める
- 小麦粉にドライイースト、砂糖、塩を混ぜ、温めた牛乳を少しずつ入れる
- よく混ぜる
- 暖かいところで発酵させて2倍くらいの大きさに膨らます
- フライパンで焼く
だいたいこんな感じです。作ってみたい方は細かいレシピをクックパッドなどで探してみてくださいね。
作り方や材料の違い
材料はいろいろ調べていくと、クランペットにはホットケーキで入れていた卵やバター(または油)、さらにベーキングパウダーを入れていないことがわかります。
大きな違いは「ドライイースト」ですね。生地を「発酵させるか」「発酵させないか」であの触感の違いが生まれているようです。
食べたときの違い
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ホットケーキ食べたことない人はあまりいないと思うので説明しません。
クランペットは生地を発酵させているので、よりモチモチ・ムッチムチとして、さらにフワッとしてます。そしてホットケーキやパンと比べて、ものすごくシットリです。
どちらかというと冷たいまま食べるより温めて食べる印象があります。またバターにメープルシロップとかハチミツをかけて甘くして食べたり、ポーチドエッグを乗せたおかず的な食べ方もあります。
日本でも流行りそうなのに
日本ではあまり見かけないこのクランペット。
けっこう日本だったら流行ると思うのに、なぜか日本ではあまり見かけません。なぜでしょうね。
料理好きで興味ある人やニュージーランドに住んでいたことがあって懐かしい人は、Googleなどで「クランペット レシピ」で検索すると、作り方とか食べるときのアレンジ方法がいろいろ載っているのでお試しあれ。