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数回に渡ってお届けしてきたニュージーランド航空のビジネスクラス レポートですが、今回が最終回です。
最終回の今回は何でお金持ちでもないのにビジネスクラスに乗れたのかそのワケと、乗ってみた感想みたいなものを書いてみたいと思います。
ビジネススクラスに乗れた理由
例えばエコノミークラスで来年3月に日本-ニュージーランドを旅行した場合、往復で13万円くらいかかります。それだって決して安いものではありませんよね。
それが1つ上のクラス、プレミアムエコノミーで25万くらい、ビジネスクラスにいたっては35万くらいになります。
つまりランクが1つ上がるごとに2倍→3倍と値段は上がると言うことです。
35万円。払えなくはありません。
でも払ったら日本ホリデー中のお金どころか、当面の生活費も吹っ飛んでしまいます。そんなに毎月稼いでいません。エコノミーでもJetStarではなくニュージーランド航空に乗っているのだって大きな背伸びです。
© siette
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なんで今回ビジネスクラスに乗れたかというと、Air New ZealandにはOneUpというオークションシステムがあるんです。
ちなみに日本のニュージーランド航空にはありません。上でAir New Zealandと書いたのはニュージーランドにある方という意味です。
OneUpって何だろう?
すごく簡単な説明は上に書いたとおりです。
ニュージーランドのAir New Zealandがやる席をアップグレードする権利を買うオークションみたいなものです。
航空券を買ったあとで「あなたなら幾らでビジネスクラス(もしくはプレミアムエコノミー)にアップグレードしますか?」という聞かれるページで、金額を賭けるだけです。
具体的なやり方はmyairnz.comにログインして、myBookingsを選ぶと自分のチケット情報が見れるので、そこから賭けることができます。
あとは出発の72時間前にその金額でオークションに成功したか失敗したかメールが来るだけです。
ちなみに300ドルでもビジネスに乗れる人もいれば、同じ300ドルでプレミアムエコノミーに乗れない人もいます。その時どのくらいの人が幾らで賭けているかで結果が変わってくるんです。
そんなアップグレードを踏まえたビジネスの善し悪し
こういう幸運みたいなもので乗れたビジネスクラス。
具体的にいくら賭けたか、気になりますよね。
今回は500ドル賭けました。日本円で35,000円から40,000円です。もちろん片道です。
もちろん安いお金ではありません。毎回アップグレードするのはお財布に痛すぎますが、滅多にできない贅沢でした。
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でもエコノミーに40,000円足しても1つ上のクラス、プレミアムエコノミーにすら乗ることができないんです。
それに40,000円の追加でスーツケースは3つ持って行けるし、ラウンジは使えるし、極上のサービスと極上の機内食、豪華なシート、荷物も優先的にピックアップできる権利を得られるわけです。
極端な話。荷物が増えすぎて1個のスーツケースじゃ全然収まらない場合、追加料金を払うくらいならOneUpでかなり高めに賭けておけば、荷物は運べるし席はビジネス食らうスで豪華だし…みたいなことだってできちゃうわけですね。
もちろん100%の確率でOneUpできるわけではありませんけどね。
ちなみに行きはビジネスでしたが、帰りはOneUpに失敗してエコノミーで帰ります。
では、定価でビジネスクラスに乗るか?と聞かれたら。
今のお給料なら定価で乗ることはないと思います。分不相応だと思います。
今の2倍お給料あればプレミアムエコノミーに。3倍のお給料になればビジネスクラスに乗れるかも?という感じですかね。
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今回でビジネスクラスレポートおしまい
4話にわたって紹介したビジネスクラスの体験レポート、今回でおしまいです。
なかなか一般の人には味わうことができないビジネスクラスをちょっとでも紹介できたらと思って、いろいろ書いてみました。
この記事を読んで「ビジネスに乗るぞ!」と日頃のお仕事に励むも良し、「あ、エコノミーで十分だな」と思って普通にエコノミーでニュージーランドに来るも良しです。
ビジネスクラスのレビューを読んでみたい方は「ビジネスクラスレビュー」を今回の一時帰国シリーズを読んでみたい方は「一時帰国2013」をご覧ください。