【速報】ニュージー乳製品のボツリヌス菌混入事件は誤り

先日、「NZ乳製品から致死性の高い菌 世界規模で回収」という記事で世界最大手の乳製品会社であるFonterra(フォンテラ)の製品から致死量が非常に高いボツリヌス菌が発見されたとお伝えしました。

実はこの中国でオイルショックならぬ牛乳ショックを巻き起こしかねなかった事件が、実は間違いだったことが今になって発覚したそうです。

今日はそんな「えっ!」というお話しです。

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© Ian Munnings

Fonterraは事故発覚からずっと水面下で最新の技術を使って「本当にボツリヌス菌が混入したのか」という調査を行ってたそうです。

結果出てきたのはボツリヌス菌と同じ種類の細菌クロストリジウム スポロゲネスでした。

クロストリじ….なんだって?という感じの菌なんですけど、ボツリヌス菌と今回の菌クロストリジウム スポロゲネスの違いは「犬とオオカミ」の関係みたいなものです。もともと同じ種族で、進化の過程で派生したもの同士です。

なのでちょっと検査をしただけでは細胞の造りが非常に酷似しているためわからなかったそうです。

そして一番のポイントはこの菌には毒性がありません。

主に土壌に生息する菌で一説によると抗がん剤の効果を促進する特殊な効果を持つ菌であると言われているそうです。この説はThe University of NottinghamのNigel MIntonが以前発表したことがあるそうです。詳しくはご自身で調べてみてください。

FonterraのトップTheo Spierings曰く、自分たちは今回のことで正しい対応をしたと述べています。
結果、菌が混入していたことには変わりありません。その菌が今回は無害なものでしたが、猛毒のボツリヌス菌が混入していた可能性だってあったわけですからね。

ピンチをチャンスに変えるか!?

今回ボツリヌス菌ではなかったことで、大きな問題が起こったときの企業としての対応を予行練習的に世界中へ示したFonterraですが、これがどう評価されるかが今後のFonterraはもちろんそれによって経済が変わってしまうニュージーランドに取って大きなポイントではないでしょうか。

海外のメディアでは今のところ事実を報じているに留まっています。

このニュース自体、今日8月28日の夕方に報じられたばかりで今後このニュースはドンドン追加されていくと思います。

日刊ニュージーランドライフでも折りをみて紹介して行きたいと思います。

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