CHCにできた「紙の大聖堂」へ行ってきた

2013年8月11日。
Christchurchに日本人の坂 茂(バン シゲル)がデザイン、設計した紙製の大聖堂が完成しました。

完成から数日経った先日、その教会を訪れたので今回はその時の写真やこの教会ができるまでの経緯みたいなものを紹介して行きたいと思います。

紙の大聖堂について

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もともと地震が起こった1年後の2012年2月に完成する予定でした。
ところが完成はそれから1年半が過ぎた2013年8月でした。つまり予定より2.5倍の期間がかかって完成に至ったわけです。

この教会はもともとある大聖堂が修復されるまでの「仮の大聖堂」という扱いです。
そのため普通に教会を作るよりは非常に少ない予算で作らなければいけませんでした。

そこで名乗りを上げたのが、日本人の建築家「坂茂(バン シゲル)」です。
彼は過去に多くの被災地などで紙を使った低予算ですぐに作れる仮設住宅などを手掛けていることで知られていました。

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紙なら資材が不足する被災地でも調達できるという点が非常に評価されました。

そうは言っても「仮設」の大聖堂。本来の大聖堂が完成したら壊されてしまうかもしれません。
耐久性は50年あり、その後の手入れ次第で継続して使うこともできるそうです。
つまり、Christchurchの人のこの教会がどれだけ愛されるかが、この教会の未来を決めると言うことですね。

収容人数は700人。98本の紙のチューブを使って全体を作っているそうです。

教会の中はどんな風か

教会の中はどんな風かというと

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ステンドグラス側はこんな感じです。

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教会に入って正面の祭壇って言うんでしょうか、台も十字架もすべて紙で作られています。

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さらにアップで撮ってみると紙だというのがよくわかります。

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ステンドグラスの真下から撮った天井。紙のパイプの隙間からたくさんの光が入ってきていて、電気を付けなくてもすごく明るいのが印象的でした。

個人的にはこう思う

パッと見た感じすごくキレイでおしゃれな感じがしました。

そして教会に近づくにつれて、なんて言うんでしょう、やっぱり「仮設」感がすごくしました。それは紙のパイプがどう見ても巨大なサランラップの芯に見えたり、屋根の素材が透明なトタン屋根に見えたりするからかもしれません。

この教会から荘厳さとか厳粛さは感じられませんでした。

この教会を設計した坂さんはキリスト教なのかな?って少し気になりました。
キリスト教の人たちにとって「教会とはこうあるべきだ」というのもがあるんんじゃないでしょうか。そういうものを踏まえているのか、自分自身キリスト教徒ではないのでその辺がよくわかりません。

あの教会がキリスト教を信じている人たちの目にどう映るのか。
今後、どういう評価がされていくのかが楽しみです。

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