実験の場として注目を浴びているニュージーランド

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ニュージーランドと言えば、アメリカとか日本と比べたら家電製品とかパソコンとか遅れているイメージありませんか?

確かにいろいろ遅れています。値段も高いです。

でも、そんなニュージーランドがここ数年、主にインターネットを使った事に関して実験の場として世界中から注目を集めているんです。

いったいなんでニュージーランドが実験の場として選ばれるのでしょう?

ニュージーランドは特殊な場所

ニュージーランドってすごく特殊で、実験を行う上ですごく便利なところなんです。
特に一般的な冷蔵庫とかテレビと言うよりも、上でも書いたとおりインターネットを使った実験や、パソコン系の実験の場所として見たら、ニュージーランドほどさまざまな条件がピッタリ当てはまるところはありません。

日本やアメリカ、カナダ、中国、インド、ヨーロッパ諸国、とにかくどの国にも当てはまらない条件がニュージーランドにだけあるため、主にニュージーランドが実験の場として使われることが多いようです。

具体的にニュージーランドで行われている実験

「例えばどんな実験?」と思われる方もいると思うので、先にどんな実験が行われているか幾つか紹介します。

Google Project Loon
How Loon Works – Project Loon – Google
これは無数の大きな風船を成層圏まで打ち上げて、その風船経由で世界中どこでもインターネットが使えるようにしよう!というGoogleの壮大なプロジェクトです。
まずはニュージーランドのChristchurchがある地域Canterbury地方だけ限定で実験がスタートしています。


一応、動画を載せておきます。英語だし難しい話かもしれないので興味がある方だけどうぞ。

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Facebook
Facebookは数年前からニュージーランドでまずは新しい機能を使えるようにして、評判がよければ世界中で使えるようにしたり、いろいろ問題があるかどうかを見定める場所としてニュージーランドを使っています。

iPhoneやiPadのアプリの試験販売
例えば今日、発表になったゲーム「Plants vs Zombies 2」
一時期、iPhone用のゲームとして一世を風靡したゲームの続編が、まずはニュージーランドとオーストラリアで発売になりました。

iPhoneやiPadのアプリもAppleがあるアメリカや利用者数が断然多い日本、ヨーロッパ、中国よりも先にニュージーランドが半月、1ヶ月先に発売になるというケースがかなりあります。

なんでニュージーランドが選ばれるのか

この理由を書いていくと「もうニュージーランドしかないでしょ」と思うしかない事ばかりです。

理由その1:島国である

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© smallscreen

まず大きな理由は島国であることです。
例えば何かを試験的に販売したいとき。ヨーロッパやアメリカなどはすべての国が地続きのため、例えば「フランスだけで販売」と言っても簡単に隣の国の人が買えてしまうんです。

それにGoogle Project Loonのような場合、国の境界線がハッキリしているニュージーランドはすごく便利です。
これが陸続きの国なら、風船が隣の国に行くことを考慮して広範囲で許可が必要です。
ニュージーランドは最寄りの国オーストラリアまでだって相当な距離があるので、風船が海に落ちても回収するだけです。

またFacebookやiPhone、iPadのアプリはどこからアクセスしているか、どの国のアカウントを持っているかで制限をかけられるんですけど、地続きの国ではそれだって簡単にかいくぐることができてしまいます。

まずは「実験」なので閉鎖的な環境の方がやりやすいんですね。

日本もそうじゃない?と思いますよね。でも、島国であるだけが理由ではありません。

理由その2:英語圏である

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© kyle tsui

いろんな製品は今のところ英語圏、つまりアメリカで作られることがほとんどです。
iPhoneやiPadのアプリやFacebookの開発はまさにアメリカで作られているものばかりです。

島国という理由だけなら日本やアイスランド、インドネシア、フィリピンでも良いんでしょうけど、これらの国は英語圏ではありません。フィリピンは一応、英語も公用語ですけど、全員が英語を喋れるわけじゃありません。

その点、ニュージーランドは訛ってますけど正真正銘英語圏です

理由その3:人口がほどよく少ない

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© mark notari

日本の人口は1億3000万人と言われています。アメリカは3億1000万人もいます。ところがニュージーランドは440万人。アメリカと比較したら70分の1です。

これが人口が多い国で「まだ未完成なもの」を試験的に運用させるのはリスクが大きすぎるんです。

実際、今日ニュージーランドで試験販売がスタートしたゲーム「Plants vs Zombies 2」は、まず規模が小さいニュージーランドとオーストラリアで試験的に販売をして、ゲームがちゃんと動くのかテストしているそうです。
そのため、「試験販売」と言うことで無料で今は販売しています。

Facebookも同じで、いきなり何億人もいる国で試験的に新機能や新しいデザインを試さずに440万人しかいないニュージーランドで実験を行うわけですね。
おかげでニュージーランドでFacebookを使っていると最新機能を使えて良いんですけど、ときどきものすごく動作が遅くなったりしてイラッ!とします。

新しもの好きにはある意味たまらない国

「世界に先駆けて発売」「先行発売」という言葉に弱い人にとってニュージーランドはこれからドンドン魅力的な国になっていくかもしれません。

自分自身こういうの大好きでとにかく新しい製品とかサービスを試していきたいので嬉しくてしょうがありません。

今後こういうニュージーランドで先行して行われるサービスも紹介して行きたいと思います。

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