瞬間接着剤を唇に塗って警察沙汰になったおばあちゃん in ダニーデン

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以前、ダニーデンで64才のおばあちゃんがリップクリームと瞬間接着剤を間違えて使ってしまって大騒ぎになったという珍事件が発生しました。

実はこの珍事。
状況によっては、「もーおばあちゃん、ほんとオッチョコチョイなんだから」で済まされる、いわゆる珍事で済んだかもしれませんでした。ところがニュージーランドでは、そうもいかない事情があり、結果的に警察沙汰の大騒ぎになってしまいました。

今日はそんな国が違えば話が変わってくるというお話です。

珍事は夜中に起こった

ダニーデンに住む64才のおばあちゃん、仮名Maryは2013年6月27日の夜、いつものように部屋にあるリップクリームを手に取りました。

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ちなみにニュージーランドではスティックタイプのリップクリームも売っていますが、こういうチューブタイプのものがけっこう売っています。こういうタイプのリップクリームは適量を指に出して指で塗るか、もしくは唇に直接出して、上下の唇を使って伸ばして塗ります。

Maryは後者のやり方で、リップクリームを直接唇に少しだけ出して、なじませるために上下の唇を伸ばし始めました。

ところが伸ばし始めて数秒後。彼女は異変に気が付きました。なんと上下の唇が完全にくっついてしまったんです。

それもそのはず。
彼女が塗ったのはリップクリームではなく瞬間接着剤だったからです。

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電話で助けを呼ぼうとするが。。。

ニュースによると、彼女は一人暮らし。
家には誰もいません。そこで助けを求めるために救急車を呼ぶことにしました。受話器を取ってニュージーランドの緊急事態用の電話番号「111」に電話をしました。

ちなみにニュージーランドでは警察に電話をするときも、消防車を呼ぶときも、救急車を呼ぶときもすべて「111」に、まずは電話をします。すると、音声ガイドで、どこに電話を繋げたいか聞かれます。

Waiting in the rain. 22/366

日本だったら「警察の方は1」「消防車は2」と音声ガイドで言われ、ボタンを押すことが多いんですね。ところがニュージーランドの場合は、警察に繋ぎたい場合は「Police」、消防車なら「Fire」、救急車なら「Ambulance」と受話器に向かって

話さなければいけません

そうなんです、彼女は唇がくっついているので話せないんです。
彼女が発することができる言葉は「んーんー」だけ。

Maryの電話を受けたSt John(救急サービスを請け負う企業)は、「んーんー」しか相手がしゃべらないことで、電話の向こうで異常事態が起こっていることを察しました。ある意味間違っていませんね。Maryの唇は上下くっついてますから。

St Johnは電話の先に聞こえる「んーんー」という声から、彼女が猿ぐつわをされている、つまり監禁されて助けを呼んでいるのかもしれないと思い、電話の発信番号から発信地を割り出して、警察官を彼女の家まで急行させました。

Day 6 - Dunedin Railway Station

監禁事件を想定し緊迫した雰囲気を漂わせながら向かう警察官は彼女の家に着いて、「なんてことない」といっては失礼なのかもしれないんですけど、瞬間接着剤で口が開かなくなって困っているおばあちゃんを発見することになりました。

その後、彼女は病院に運ばれて無事に接着剤も剥がしてもらったそうです。

もしこの事件が日本で起こったら

もしこの珍事が日本で救急車を呼ぶなら「119」ですね。

もし事件性がある場合は、きっと「110」に電話をしていたはずです。ところがニュージーランドの場合は、これらがすべて一緒なので電話を受ける人の感じ方、また電話をした人の話し方次第で、珍事が事件と勘違いされてしまう可能性があるんです。

それにしても緊迫感を持って突入した警察官と、唇がくっついて困っているおばあちゃんの温度差を想像するとちょっとホンワカと笑えますね。

ちょっと世界仰天ニュースなどで取り上げられそうな珍事でした。

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