本当のプロとは?を知る | The Georgeで晩餐 08

さて1週間にも渡って書いてきました「The Georgeで晩餐」シリーズ。

とうとう10品すべてペロリと平らげ、いろんな意味で満足な雰囲気に浸りながらコーヒーを待っている2人。

そこで更なるサービス。

そしてその頃やっと気がついた驚きのお店滞在時間。

さらに帰り際には起こった思わぬトラブルと、そこで見せるプロのサービス。

と、まだまだ「The Georgeで晩餐」シリーズ書くこと満載でお届けしています。

そろそろこのシリーズ終えても良いんじゃ?という声もチラホラ(被害妄想?)聞こえてくるので、横道に逸れないように最終話!スタートします。

コーヒーを待っていたらウェイトレスの女の子がお菓子を持ってきてくれた。
もちろん頼んでいないお菓子。高いお店だし、頼んでないものが出てきたとき一瞬かまえる。あとでレシート見て勝手に11品目が追加されてても困ってしまうので。

と、そんな雰囲気をウェイトレスは察したのか、「これはメインを出すのに時間が掛かったからお詫びよ」と爽やかに言いながらテーブルを離れていった。確かに少し待ったけど、気になるほどではなかった。

さりげない。かっこいいなーとか言いながらまたペロリとお菓子をいただく。
どれも日本から仕入れたのか?って思えるほど繊細。クッキータイムなんて食べてる場合じゃないと思わせるほど繊細。もちろんクッキータイムも好きだけど。

そして気がつく滞在時間。

お店に入ったのが6時半。

そして気がついたら、なんと。

な、な、なーーーーー、なーーーーーーんと。

11時前。

えーと。「11ー6.5」だから、7.5、8.5、9.5、10.5、あと0.5でしょ?

よ、4時間半…。

4時間半もご飯食べて他のに気づかせない上手なサービスと料理。もう圧巻。
中華料理ならお店は行って出るまで30分もいらないことだってある。4時間半中華料理屋でご飯食べてくださいって言われたら、大変なことになる。

じゃ、そろそろ帰ろうかとレジに。

颯爽と爽やかに、そしてさりげなく200ドル商品券を出す。

「あ、こいつら。200ドル商品券持ってるからうちに来たんだな。この貧乏人が」とか言う雰囲気もなく、サラリと金額を教えてくれる。たったの数十ドル。

ちなみにこの商品券。図書カードみたいになっていてレジと連携して使った分だけ引いてくれるシステムになっている。

その商品券のカードをレジに通したらエラーが出る。
別の方法で通してみる。エラー。さらに別の方法。エラー。違うスタッフに聞く。試す。エラー。

こっちも「別で使うから、お金払うよ」と言うと、「では200ドル引いた分だけお支払いいただきます」とのこと。

え?でもカード通らなかったら困るでしょ?と聞くと「明日商品券の会社に連絡しますので大丈夫です」と言ってくれた。一応そうは言っても通らなかったら連絡して。払うからと言いながら無理矢理こっちの連絡先を置いていったけど、何も連絡してこなかった。

ということは、ちゃんとカードが通ったのか、誰かがカードを買い取って無理矢理通したのかしたんだとおもう。

自分だったら、「ごめんね」と言ってお客さんにお金をちゃんと払ってもらってた。だって偽物か本物かわからないわけです。そこで疑わずに、信じてくれたプロのサービスに目頭すら熱くなる思いでした。

ということで4時間半もかけて食べた10コースディナー。

最後のおまけデザートとコーヒーでお腹満腹になって、無事帰宅しました。

全部で全8話にもわたって書いてきた「The Georgeで晩餐」シリーズ。
今回でおしまいです。

このレストランPescatore。
確かに値段は高いけど、お祝いとか何かスペシャルなときには選んで間違い無しのレストランです。
食事もサービスも雰囲気もすべてがちゃんとしていて、お金を払った分、もしくはそれ以上に楽しんで帰れるところです。

そしてHospitality業界で働いている方はスペシャルな日でなくても、勉強と思って1度は行っておいて損はないです。
「本当のプロとは?」を知ることができるニュージーランド、少なくともクライストチャーチ、でも数少ないレストランの1つです。

通して読んでみたい方は「The Georgeで晩餐」をご覧ください。

お店情報 | Pescatore


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