スポンサーリンク
「英語」と一言で言ってもたくさんの訛りがあります。
アメリカ英語でもニューヨークとニューオリンズでは違う英語、イギリス英語もアイルランドに近いところと、ロンドンでは違う英語を喋ります。
さらに英語を母国語としている国や地域、例えばニュージーランドやオーストリア、南アフリカ、フィリピン、インド、香港などそれらすべてが違う訛りの英語を喋っています。
では、いったいどこの英語を学ぶのが一番良いのでしょう?
その前に、そもそもそんなことを本当に気にしなければいけないことなんでしょうか。
もし気にした方が良いとしたら、どこの国の英語を覚えるのが一番良いんでしょうか。
今日はそんな話です。
まずは訛りなんて気にしなくて良いと思う
個人的な意見としては、最初はどの訛りの英語でも一緒だと思っています。
スポンサーリンク
This photo was taken by v8media
最初のうちは「どれが一般的か」「どれが世界で通用するか」「どれがキレイな英語か」などを考えるのは無意味に思えてしょうがありません。
中には「フィリピンで英語を覚えたら、フィリピン訛りが付いてかっこ悪い」とか「ニュージーランド訛りが付くのはイヤだからワーホリはカナダにした」という人がいました。
でも、ハッキリ言わせてください。
その国の訛りが付くくらい喋れるようになったら大したものです。
たいがいの人はフィリピンとかニュージーランド訛りすら身につけることはできません。最初は日本人は思いっきり、誰が聞いてもわかるくらい日本訛りバリバリの英語を喋ります。LightもRightもライト。ThinkもSinkもシンク。ShitもSitもシットです。
つまり、どのみち日本語訛りなんです。
だったら、そんな訛りなんて気にしないでガンガン喋る練習・聞く練習をして自分の口と耳を英語に慣れさせて、英語というツールを使いこなせるようにした方が良いと思います。
訛っていたって相手はわかってくれます。
それは日本人同士で、北海道の人、山形の人、東京の人、大阪の人、鹿児島の人、沖縄の人が集まっても会話は成立します。
スポンサーリンク
北海道の人が「あの車がっちゃいねー」と言って、意味がわからなければ「がちゃいってなに?」って聞いて「がちゃいは古いって意味だよ」なんていう会話をしながら、成り立っていくのと同じです。
それに英語には標準語というのはありませんし、英語圏の人は日本人の一部が感じている「訛りはかっこ悪い」という雰囲気はないように思えます。むしろ個性、味として扱われている風潮さえあります。
何年か英語を学んで、訛りがありながらも英語で十分なコミュニケーションが取れるようになったとき、まだ訛りが気になるなら、そのとき初めて訛りを矯正することを考えればいいんじゃないでしょうか。
国を選ぶときの判断基準
そうはいっても、留学なりワーホリで海外に行く場合、国を選ばなければいけません。
その場合は、「自分が英語を通して何を得たいのか」もしくは「何が今、重要なのか」を考えればいいと思います。
例えば現実的なところでお金を考えるなら、物価が安いフィリピンとかは良いと思います。
黒人音楽に憧れてる人はアメリカ南部に行って、そこで英語を学べば良いと思います。
「なんとなくワーホリ」なら,どの国が自分にとって1番魅力的か、楽しく1年過ごせるかで決めれば良いんじゃないでしょうか。
スポンサーリンク
こんなツイートがありました。
まさにまさに。夫が今インド英語で苦しんでますよ RT @secilia2010 っていうかビジネス向けに英語習うならオーストラリアとかニュージーランド訛りじゃなくインド英語と中国人英語に馴れておいたほうが余程使える。
— こちゃ (@Kociarniczka) May 3, 2012
もし、こういった場合だったら取引先がどこの国かで決めるのがいいように思えます。
製造業の人なら中国インドあたりが多いと思うので、その辺の英語を覚えるのが絶対に良いです。アメリカ英語、イギリス英語、ニュージーランド英語を覚えても、中国訛りインド訛りの英語は全然聞き取れないことがあります。そのくらい彼らの英語は独特です。
なんて偉そうなこと言えません
自分自身、200%日本語訛り全開の英語しゃべってますし、英語をツールとして使いこなせてなんていません。
でも、けっこうこう言う悩みというか、この訛りが引っかかる人が多いみたいなのであれこれ書いてみました。参考になれば嬉しいです。