“NZで日本人が10万ドルだまし取る”で感じたある種の怖さ

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Facebookを見ていたら、友だちがシェアしていたニュースが非常に複雑な気持ちにさせるものでした。

ニュージーランドで日本人の男性が総額で10万ドルのお金を多くの人からだまし取っていたそうです。

海外で生活する「日本人」として、主に2つ感じることがあったのでニュースの概要にも触れながら、その感じたことを書いてみたいと思います。それとオマケで感じたことも書いておきます。

ニュースの概要

ニュースの概要は日本人が経営する車の販売会社がオークションサイトTrade Meで不正を働いていたそうです。
彼はサクラを使って不正に価格を操作し、2011年6月末から2012年7月までのあいだに合計10万ドルものお金をだまし取っていました。

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This photo was originally taken by Tobias Mömke

彼は現在日本にいて、弁護士を通して「The Commerce Commission(公正取引法のようなもの)に従って取引しただけ。私はやるべきことをやっただけだ」とだけ述べていて裁判にも出廷しなかったそうです

判決の結果20万ドルでした。

詳しいニュースはOnline car dealer pilfers more than $100k – National – NZ Herald Newsをご覧ください。
その会社名はもちろんその日本人の名前も載っています。ネットではなく誌面では顔写真まで載っていたそうです。

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本当に騙したのか。それとも知らなかったのか

ニュースサイトで書かれていたのはその日本人の男性の弁護士曰く、彼はサクラを使って値段を操舵しているのは知っていたが、その規模(10万ドル)やそれが違法であることを知らなかったそうです。

それが本当なのかどうか、今回の話の本題ではありませんのでここでは敢えて触れません。

自分がこのニュースで感じたのは、ある種の2つの怖さでした。

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海外、違う法律の国に住む怖さ

1つ目は万が一、100歩どころか1万歩譲って、彼が違法行為だと本当に知らなくて、無知だった場合。

会社の経営者で、10万ドルのお金が動いていて「知りませんでした」は有り得ませんけどね。それは犯罪とかそういう以前に「経営者としての脂質、ではなくて資質」の問題です。

でも、自分たちにも規模は小さくても同じようなことがあるかもしれないんです。

日本では合法でもニュージーランドでは違法なことや、ニュージーランドの法律を知らず、無知が故に侵している犯罪が。

よくあるのは日本人経営の会社で労働基準法を守っていないパターンです。
退職時にもらえるはずのお金(Holiday Pay)を支払わずに経営者がポケットに入れてしまったり、ビジタービザの人にエクスチェンジと称して、仕事をさせてしまうのは規模が違っていても同じことです。

無知でやっているのか、悪意があるかの違いはあっても、違法は違法です。

自分の行動が本当に法律に則っているのか。よーく考えた方が良いんだと思いました。

個人の行動=日本人全体の印象に繋がる怖さ

「勤勉」「真面目」「いつもニコニコ」「丁寧」「きれい好き」など海外での日本人のイメージってあると思います。

でも、こうやってニュースで取り上げられると、「日本人=人を騙す」という印象を持ってしまう人がいるかもしれません。
もし過去に1度日本人に騙されたことがある人がこのニュースを見たら、その人はたった2人の日本人の印象だけで、日本人全体のイメージを「人を騙す人種」と思ってしまうかもしれません。

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常に外国人にとって、目の前に立っている日本人が「日本代表」みたいなものだと思うんです。
つまり自分が日々生活し仕事していくなかで出会う外国人にとって、自分自身が日本を代表しているんだと意識したほうがいいのかもしれないということです。

何となくまとめてみると

ちょいちょい出てくる写真は、今回の話とは全然関係ありません。
写真がないと寂しいかな?と思いまして。

こういうニュースを見ると、自分が海外に住んでいるんだということや、自分が日本人であることを本当に再認識させられます。

「自分が日本人であること」なんて日本にいるときはこれっぽっちも思いませんでした。
ある意味、背筋が伸びる気持ちです。

そして、何を意識すれば良いのかなんてわかりません。
でも、真っ当に生きて、人を騙したり陥れたりしないで生きていくしかないのかな?と思います。

それとこれは余談なんですけど、ネットの怖さも感じました。
実はこのニュースに際して、この日本人のことを調べたんです。
そうしたら、生年月日や出身大学、日本の出身地はもちろん奥さんや息子がどんな人たちなのか、彼自身に兄弟がいるのかいないのかまで10分くらいのリサーチでわかっちゃうんです。

FacebookなどのSNSのプライバシー設定がどうなっているかを見直そうと思いました。
気をつけないとかなりの個人情報や、自分だけなら自己責任でも他人の情報まで漏れ漏れになってるかもしれません。

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