全員釘付けのデザート | The Georgeで晩餐 07

10コースディナーのうち9品まで平らげて残すところあと1品。
もうすでにスフレというちゃんとしたデザート食べているのに出てくる1品とはいったいなんでしょう。

最後の10品目。
お店の方にとって緊張する特別なデザートだったようです。サーブするときこっそり教えてくれました。
そしてサーブするときは、レストラン中のお客さんの目線もすべてこのデザートに集中するというスペシャルな状態になりました。

さて10コースディナー最後と締めくくるデザート第2弾「Banana Texture」どんなデザートが出てくるのでしょうか。

さてお待たせしました。
これが10品目のデザート「Banana Texture」です!


This photo was taken by Noeko

チョコバナナ。

というのはウソで。

くだらないことやってないでサッサと紹介します。

デザートを待っていたら、遠くの方からカートで何かが運ばれてきた。
まさか自分のテーブルに来るなんて思ってもいないから油断していたら、ドンドンこっちに近づいてくる。

え?まさかここ?と思っていると、まさかの自分たちのテーブル目がけてウェイターがカートを押して来た。


あー。バナナをラムでブランベするやつかーと思ったら、どうやら様子が違う。
このとき周りのお客さんは、全然こっちのテーブルに興味なし。

ウェイターがテーブルの横で準備をしながら
「10コースメニューは今日から新メニューで、このデザートはお客様が初めてです。私たちにとって特別なデザートなんです」と教えてくれた。

そして、明らかに今までの軽快な身のこなしが、どこか緊張感漂う、でもそれを隠そうとする空気に変わった。


まずはステンレスのボウルに、液体窒素を流し込む。

そこにバナナを入れて、カッチカチにして、バナナで釘を打たない。


そこへピンポン球くらいの大きさのバナナムースみたいなやつを入れる。
そうすると液体窒素はマイナス190度とかだから、あっという間にムースが凍ってフワッとしたアイスクリームになる。

もうこのとき周りのお客さんはこのテーブルに釘付け。

そして凍ったアイスを別で用意してあった別のデザートと一緒に盛りつける。

一緒に乗っているのは切ったバナナの切り口にキャラメルがのってるもの、それといろんな味のアイス。

気になる液体窒素で凍らせたムースは、演出の割に味は普通。
でも、演出を楽しませると言う意味では最高に面白いデザートでした。

ということで長きにわたって書いてきました「The Georgeで晩餐」も全品10品食べ終わりました。
メインを食べるときには「デカい肉食わせろ!」的な発言があったにも関わらず、デザート2品攻撃にすっかりお腹は満足。
むしろ食べすぎでもなく、物足りないわけでもないちょうど良い満腹感と、美味しいものを食べた幸せとお店の良い雰囲気、そして良いサービスの余韻に浸ってしまいました。

次回でこのシリーズ「The Georgeで晩餐」も終了です。

最後の最後でまさかのトラブル発生!そしてそこで一流ホテルの一流のサービスがキラリと光ります。

次回、最終回もお楽しみに。

シリーズを通して見たい方は「The Georgeで晩餐」をご覧ください。

お店情報 | Pescatore


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