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10コースディナーの2品目ハムサラダと3品目ポーチド・オイスターで完全に脱帽な2人、次に来るCorned Duck、Smoked Scallop、Leek & potato ‘soup’ with a hint of truffleではどうなってしまうのでしょう?脱毛?
「The Georgeで晩餐」シリーズも早いもので5話目です。
「なんか美味しいもの食べてきた自慢をされるの飽きたな」という方は、お口直しに「誰か教えて。何この標識の意味… をご覧ください。できれば「何の標識」なのか本気で知りたいので教えてください。
5話目にしてやっと折り返しの6品目まで紹介しちゃいます。今回は3品あるうちの1品で食べながら鳥肌を立ててしまいます!
さて続きをどうぞ。
牡蠣を食べて身も心も「食べる」モード全開です。
そんなところに登場するのが、4品目Corned Duck。cornedと言うのは塩漬けの意味。コーンビーフは英語でCorned beef。つまり塩漬けのお肉。今回のCorned Duckは塩漬けのカモ。カモネギのカモ。
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↑これがCorned Duck。塩漬けされたカモ。
お肉自体は塩漬けされた適度な塩気だけ。
そこにパプリカっぽい赤い粉がかかっている。周りにポツポツとソースがあって、それらがすごく味が濃く、でも量が少ないから主張せずカモの味を引き出してた。横にあるピンクの四角いやつはなんか酸っぱいムース。その酸味とカモの肉っぽい感じがまた絶妙で美味しかった。
続いて出てくるのが5品目のSmoked Scallop。
もう先に言っちゃいますけど、これが鳥肌が立つほど美味しかった料理です。
まず料理の登場がかっこいい。
お皿にガラスのカバーがカポって被せてあって、中に煙が詰まっている。それをキッチンからお客さんのテーブルに出すあいだに、料理がスモークされてしまうと言う何とも粋な料理。
残念ながらそんな演出で出されるとは知らず写真は撮れませんでしたのでイメージだけ別の所から。
↑こんな感じです。
そしてこれが出てきた料理。
この一見なんの変哲もない料理。しかも大きなお皿にちょっとだけというニュージーランドらしからぬ控えめ加減。
ホタテの下にある黒い物体はソーセージ。そして横にあるのは大根を薄くしたものにパクチー的な味がする香味野菜とグレープフルーツが和えたもの。
まずホタテだけ食べてみる。口に入れた瞬間スモークの香りがフワーッと広がる。そして口に広がるスモークのちょっと香ばしい味。それを追いかけてくるホタテの甘み。
もうこれだけで外人なら「わーーお、ふぁんたすてぃっく!」と言っちゃう美味しさ。
そこへソーセージとホタテ、さらに大根もグレープフルーツも1度に口へ放り込んでみる。
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考えてみたら、ホタテは海のもの。ソーセージは肉。大根は野菜。グレープフルーツは果物。まったく別の4つを1度に口に入れたら普通「おえっ!」となるはず。
ところが口に入れて2ー3回噛んでみたら、ゾワッと鳥肌が立つ。まさかの出会い。
彦麻呂なら言うでしょう。
「味の宝石箱やー!」と。
ホタテの甘みと,ソーセージの塩気とスパイシーさ、そして大根のシャキッとでも1度湯がいたものを冷やした感じがする絶妙な調理具合、そしてグレープフルーツが全体を爽やかでさっぱりとした感じに締めてくれていた。
いやー。驚きの美味しさでした。
そんな彦麻呂も登場するほど美味しいものを食べて余韻に浸っていると出てきたのがスープ。
メインを食べる前に目先を変えるために出てくるスープ。なので名前もRefresherと付けられています。
エスプレッソのカップにちょこっと入ってくるスープ。
うちのカフェなら、「ちょっとスープの味試してみる?」と言って渡す量のスープが登場。
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味はちょっとだけしか飲まないことを考えてしっかり濃い味。
スプーンは食べれるスプーンで、スプーンに乗ってるのを一緒に食べる。
まーー。これは美味しかったけど普通。だからサラッと流します。
とうとう一気に6品目まで食べきりました。
お腹は「腹ペコ!!」は終わったけど、1品ずつが大きくない、むしろ小さいからまだまだ食べれる状態。
そこへ遂にお待ちかねのメインが登場です。そして次回6話目では9品目まで一気にドドーンと紹介します。
シリーズを通して見たい方は「The Georgeで晩餐」をご覧ください。
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