異常気象でニュージーランドワインが美味しくなる。かも

以前、日刊ニュージーランドライフでも記事で紹介したことがありますが、ニュージーランドはここ数年の異常気象で気候が大きく変わってきています。

その気候の変化で酪農家たちは大打撃を受け、国としての被害は1,000億円、1兆円とも言われています。

そんな異常気象でネガティブなことばかりが報じられているなか、ちょっとポジティブなニュースが飛び込んできました。

それは「異常気象でニュージーランドワインが美味しくなる」です。

今日の話はワイン好きにはちょっと嬉しいそんなお話です。

ワインづくり適した気候

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ワインの産地と言えばどこを思い出しますか?
例えばフランスのボルドー、ブルゴーニュ。ドイツ、イタリア、スペイン、アメリカのカリフォルニアなどが有名ですよね。

これらの地域に共通しているのは、リゾート地であることです。
リゾート地として発展する場所の多くは、夏場の日照時間が非常に長く、降水量が少ないこと。そして気温が温かいことです。

実はこれは「良いブドウを育てる環境」でも同じことが言えるらしく、日照時間が長く乾燥していて、暑い夏の場所ではブドウは非常に良く熟し、また風味の強いブドウに育つそうです。

フランスやイタリア、スペイン、カリフォルニアなどすべてが同じ気候帯、地中海性気候に属しています。

ニュージーランドの気候は

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ところがニュージーランドは別の気候帯、西岸海洋性気候に属しています。

これは夏涼しく、冬は暖流や偏西風の影響で比較的温かく暮らしやすい気候です。
雨も雨期という雨期がない代わりに、年間で安定した降水量があります。

ニュージーランドで有名なワインの産地と言えば、Marlborough(マルボロ)ですね。
マルボロはそんなニュージーランドの中でも、晴れ間が多く比較的暖かい土地のため多くのワイン、ニュージーランドの約7割のワインが生産される一大産地です。

ここ数年の気候の変化でニュージーランド全体が、上で紹介した地中海性気候にドンドン近づいているそうです。

つまりワインの生産には適した気候になっているわけですね。

酪農家にとっては被害、一部にとっては吉報

酪農家にとってこの異常気象は自分たちの生活を根底から覆す大変な事態です。
どんなにがんばっても気候を変えることはできませんからね。

ところがワインを作る人たちにとっては、気候のせいで当たり外れが毎年大きかったのが、安定した乾燥と日照時間が得られることで,毎年美味しいワインを生産できるようになるかもしれません。
もちろん気候が変われば今まで美味しかったワインがイマイチになってしまったり、今まで育ちにくかった品種が育って人気を博したり、今までとは変わってしまうかもしれませんけどね。

そして、地中海性気候はリゾート地になりやすいというのも観光業を営む人にとっては大きなメリットではないでしょうか。夏の一番気持ちが良いシーズンに晴れ間ばかりが続くのは観光客にとって魅力ですからね。

いろんなネガティブなこと、ポジティブなことがいろいろあって結果的に国が潤い、多くの人たちが訪れてくれる国であって欲しいと思います。

日本で買えるニュージーランドワイン

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ニュージーランドワインって一度ハマるとクセになる美味しさがありますよね。

でも、日本だと意外と売ってるところ少なくてニュージーランドワインの禁断症状が出てる人がいるとかいないとか。

そんな方々に朗報です。
以前、ニュージーランドワインを日本で飲む方法を紹介したことがあります。興味ある方はぜひ一度その記事を読んでみてください!

全国どこでもNZワインを気軽に買う方法

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