トレッキングシューズの選び方

ニュージーランドと言えば国を挙げてトレッキング王国であることを全面に出して行こうとするほど、とにかくトレッキングが盛んです。

例えばニュージーランド環境省(DOC)とニュージーランド航空がタイアップして行っている企画Great Walkerが良い例です。
国は環境保護と同時にトレッキングコースの管理や維持、さらにトレッキングを通して外国人にニュージーランドへ訪れてもらうためにいろいろ施策しています。

トレッキングと言えば30分程度のものから、長いものでは数日、10日、2週間かけて踏破するものまであり、夏になるとトレッキングファンが世界中から押し寄せます。

そんなトレッキング。
やっぱり靴はスニーカーだと滑ったり、いろんな面でけっこう危険です。やっぱりトレッキング用に作られたトレッキングシューズを履いて歩くことをオススメします。

実は先日、トレッキングシューズを安く買うことができたので、そのときに学んだことをここでシェアしたいと思います。

もともとこんな風に考えてました

自分もニュージーランドに来たとき、トレッキングシューズなんて持ってませんでした。
「別にスニーカーか、スニーカーが滑ってダメならちょっと靴底が凸凹した靴なら何でもいいんでしょ?」程度に思っていました。

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そんなトレッキングシューズをバカにした気持ちでトレッキングを何度もやりました。
もちろん注意して歩いてるので大きな怪我はしません。でも、何度も滑ったり、気が付いたら足首にひっかき傷があったり、そして何より足が歩いた後ものすごく疲れていました。

でも、そのときは「そりゃいっぱいあるきゃ草で足も切るし、足は疲れるの当たり前」と考えていました。

トレッキングシューズを履いて考えが変わる

ところが数ヶ月前にFox Glacierで氷河ウォークをした日のことです。
ツアーに参加してトレッキングシューズを借りたら、普段履いている靴と全然違うことに驚かされました。そしてもちろん歩いた疲れはあったんですけど、歩いているときの安定感いうか安心感が全然違いました。

そこでいったい何が違うんだろうと調べてみました。

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ちなみにこれがこの前買ったトレッキングシューズ。Five Tenという日本ではあまりメジャーではないメーカーの靴。まさかの定価の6割引きくらいで買えちゃいました。

トレッキングシューズと普通の靴の違い

大きな違いの1つは靴底(ソール)がすごく堅いことです。
普段自分が履く靴は、靴底を手でひねったり、曲げたりするともちろん思った方向にひねれたり、曲げたりすることができます。

でも、トレッキングシューズは若干ひねれたり、曲げれたりするものもありますが、ほとんどがけっこうカッチカチです。
なので、歩き慣れないと最初は歩きにくいんですけど、慣れれば山歩きではむしろこっちのほうが歩きやすいんです。

というのも、普通の靴だとゴツゴツしたところを歩くとそのゴツゴツが直接足の裏に伝わって、疲れやすくなったり時には足を痛めたりします。ところが靴底が堅いとそういうゴツゴツは伝わりにくいし、そもそも堅いことでゴツゴツが関係なくなってしまうんです。

そして、靴底の凸凹も普通の靴と比べものにならないくらい「滑りにくさ」を考えて作られています。
1つ1つのミゾの方向や深さ、素材まですべてが計算され尽くしているのがトレッキングシューズの靴底です。

その他、衝撃の吸収や足首の保護なども普通の靴とは全然違います。

靴選びで大切なこと

トレッキングシューズを買うときに大切なことは「試着でピッタリのものを見つける」です。

普段の靴なら多少サイズに無理があっても、ちょっと痛いかも?程度で済みます。
でも、トレッキング中はそれ自体が足を痛める原因になります。ハードなトレッキングであればあるほど怪我をする可能性は高くなります。

そこでたくさん試着して、自分の足にピッタリの靴を探すことをオススメします。

まず履くときは、トレッキング用の厚手の靴下を履いた状態で靴を履いて、靴ヒモを締める前につま先でトントンとして、つま先を靴の先端に寄せます。
その状態で、かかとに指が1本入る程度がベストです。このとき入れた指が曲がるくらいだと少し大きめなので、ちょっと小さい靴を選ぶかさらに厚手の靴下を履くなどした方が良いようです。

そして今度はかかとでトントンとして、足をかかとに合わせた状態で靴ひもを締めていきます。

かならず両足履いて、違和感がないかどうか確認しましょう。
あとお店によっては傾斜があるので、そこも歩いてみて下り坂で足がずれたりしないか、踏み込んだときに踏ん張りが利くかもチェックしておくと良いようです。

あとはお店の人ととにかく話をして、自分のトレッキングスタイルにあったものを一緒に選びましょう。

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森の中では鳥が手の届く距離に止まったりします。
この鳥はFantailと言ってシッポが扇みたいに大きな鳥です。スズメの仲間らしいです。

ニュージーランドに持ち込むときは注意が必要です

ニュージーランドは国の生態系を守るために、海外からの持ち込みですごく厳しい面があります。

特に厳しいのは「植物」や「土」の持ち込みです。
土の中には植物の種やカビの胞子、さらには虫だっているかもしれません。それを許していったん国入れてしまうと、もう外に出すことは不可能と言っても過言ではありません。

そこで泥や土が付いている可能性が高いトレッキングシューズや、ストックなどは厳重なチェックを受けることがあります。そこでとにかく正直に申請をするのと、事前に泥などをキレイに落とした状態で持ってくるようにしましょう。

もし申請していないのに見つかったり、泥がいっぱい付いた靴を持っていたりすると、すごい長い時間検査を受けたり、虚偽の申請として罰金を取られたりしますよ。気をつけましょう。

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