なんで外国人は日本語の名前をちゃんと呼べないのか

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なんで外国人は日本語の名前をちゃんと呼べないのか

外国人は日本人の名前をちゃんと発音することができません。

有名な話として、松坂大輔がアメリカに行った時、「Daisuke」と書くとダイスーキーと呼ばれてしまうので「Dice-K ダイス・ケー」と2つの言葉に区切って言ってもらうようにしたそうです。


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これが似た名前「ゆうすけ Yusuke」の場合、けっこうヒドいことになります。
「だいすけ」と似てるし、ユウスーキー?と思うでしょ?

ところがYusukeの場合
ユーウースークになるんです。

なんで、そんなことになっちゃうのか。
今日はそんな話です。

なんで「ユーウースーク」になるの?と思うかもしれませんが、たいがい英語圏の人はこんな感じで発音します。
時には「ヤースーク」だったり、「ユスーキ」だったり、人によって変わりますが、だいたいこんな感じです。

それは彼らが変な読み方をしているわけではもちろんありません。

日本人がずーっと昔、江戸時代よりもっと前から使ってきた「ローマ字読み」が混乱を作り出しているんです。

子供の頃習ったローマ字読み。
Yuは「ゆ」、Suは「す」、Keは「け」と読むと習っています。だから、「Yusuke」と書いてあれば「Yu/su/ke」と3つに区切って読むわけです。

ところが、英語圏の人は「Yusuke」と見た時「Yu/suke」と切るみたいです。
そうすると、「Yu」はそのまま「ゆー」、そして「suke」は「すーく」と発音されてしまいます。SukeはDuke(公爵の英語)が「デューク」と発音されるのと同じルールで、DがSに変わり」すーく」と発音されます。

最後に「e」が付く名前の人は要注意


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Daisuke、Yusukeふたりとも最後にeが付きます。
この「e」がくせ者で、外国人は「e」が最後に付く名前は日本人の読み方とはほぼ100%違う読み方をしてくれます。まぁ、彼らにとっては普通なんですけどね。

例えば、タケ。これはもうわかりやすいたとえです。
タケノリとかタケトシという名前の場合、英語圏では「タケ」と呼ばせることが多いんだけど、ローマ字で書いてしまうと「Take」。これは外人の場合、200%、テイクと読みます。

他にもKozueはコズー。Yasueはヤスー、Moeはモーとなります。
名前じゃありませんが、箱根はHakoneでハコーンです。もう笑っちゃいます。

これと同じなのが、カラオケを「カラオーキー」と呼び、酒を「サーキー」と読むのは有名ですね。

Ryが付くのも要注意

リュウイチ(Ryuichi)と言う名前の場合は、Ryuを英語ではリュと読まずRyだけで「ライ」、そこにuがついて「ライウ」と読みます。なので、彼の場合は「Ry/u/ichi」「ライウイーチ」と呼ばれたりします。似たパターンだとリョウタは「ライオタ」、リョウマは「ライオマ」となってしまいます。

なので上の「最後にeが付くと」と合わせると「リョウスケ」とかは「ライオースーク」です。もうわけわかりません。

日本の会社名も日本語と英語でちょっと違う

例えば、トヨタ自動車。
日本語だとトヨタです。でも、英語で「Toyota」と書いた場合、よーく聞くと「トイオータ」と言っているんです。

これも上の書き方をすると「TOY/OTA」で区切るので「トイ・オータ」と実際には発音しているんです。

もちろん全員がそう読むわけじゃない

中には日本人の名前だとわかって、ローマ字読みをすることができる人もいます。
あとどこで切るかによって良い方が変わるので、必ず上で紹介した読みになるわけでもありません。

どっちがあってるとか、間違っているではありません。
それぞれが同じ文字で違うルールを使って読んでいるので混乱が起こってしまうのはしょうがないですよね。

でも、この混乱が日本人の英語の発音の足を引っ張る原因の1つになっているなんて聞いたことがあります。

そういう意味では困ったものですね…。
でも、その辺はもう切り替えて考えるしかないんでしょうね。

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