「美容整形」はニュージーランド人が生み出した

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ニュージーランド人のハロルド・ギリス(Harold Gillies)という人を知っていますか?
もしかしたら整形外科を学んだ人なら聞いたことがあるかもしれません。普通の人は知らないと思います。

彼は今でこそ、「タッカスゥー!クーリニック♪」などでお馴染みの美容整形を初めとした形成外科を最初に行った人として、世界的に有名な外科医です。

縁起物なので一応聞いておきますか?「タッカスゥークーリニック」

そのハロルドがもともと何で美容整形を始めたのかをちょっと遡ってみました。


ハロルド・ギリスは1882年にダニーデンで生まれ、1960年、78才で亡くなりました。
イギリスのケンブリッジ大学で医療を学び、第1次世界大戦のときはイギリスの軍隊で軍医として働いていたそうです。


This photo was originally taken by Vancouver Coastal Health ※写真はカナダで1907年に撮られたものです

もともとは美容整形は、美容のジャンルで確立されたのではなく、彼の技術は戦争などで負傷した兵士の傷をいかにキレイに治すかを目的とされていました。

彼が一番最初に美容整形の元になる手術を行ったのは1916年のある日、彼が34才のときでした。

彼のところに、目の周り全体に深刻な火傷を負った兵士が担ぎ込まれました。

当時の医学できることは、縫合することだけ。
火傷の場合、縫合では痕が大きく残るので、治療自体不可能とされていました。そこで、ハロルド・ギリスはその常識を打ち破る新しい処方「皮膚移植」を施すことにしました。

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彼は患者の肩から皮膚を取り、患部に移植しました。下の写真が術後すぐ、そして途中経過と治療の結果です。

はい。そこのキミ!
「アイマスクをしてるみたい、ププ」とか思わないようにしましょう!
至って真面目な治療です。

結果、患者は当時の医療技術を考えれば、信じられないほどキレイに傷を治すことができました。
そして患者はそれから20年以上、術後の経過を報告しに病院に通っていたそうです。残念ながら、戦火によってさまざまな資料はすでに消失してしまっているそうです。

ハロルドを中心としたチームは生涯で11,000回以上の手術を5,000人以上の人たちに施したそうです。そしてハロルドは「近代形成外科の父」と呼ばれるようになりました。

彼がいなかったら今の形成外科の技術はないか?って聞かれたら、それはわかりません。
誰かが同じことをしていたかもしれないからです。でも、現代の形成外科、整形外科の分野に彼が大いなる貢献をしたことは間違いありません。

残念なのは「ニュージーランド生まれ」なんですけど、活躍した場所はイギリスってことです。
気のせいかもしれませんが、ニュージーランド発の偉人さんはみんなイギリスとか海外に行ってしまう傾向があるような気がします。

でも、何か型破りのことをするのは、やっぱりニュージーランドの得意技なのかな?とも思ったりしました。

情報元

Pictures of first person to undergo plastic surgery released – Telegraph
Plastic surgery – Wikipedia, the free encyclopedia

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