ニュージーランドの国勢調査”Census”をやってみた

ニュージーランドの国勢調査Censusが明日2013年3月5日に行われます。

ニュージーランドも国勢調査は日本と同じで5年に1回です。
本当は2011年に行われる予定でしたが、2011年2月に起こったCanterbury地方の大地震で正確な統計が取れないと判断されて、今年2013年に行われることになりました。

国が違えば調べる内容も違うんじゃないかな?と思ってずっと前から楽しみにしていました。

さっそくどんな調査が行われるのか、紹介してみたいと思います。

2013-03-04 16-24-47

旅行者も答えなくてはいけない

このCensus。
日本だとどうなのかわかりませんが、ニュージーランドでは旅行者も参加する義務があります。
なのでホテルなどでもお客さんの数だけフォームが用意されて、チェックインの時に渡されます。ちょっとめんどくさいと言えばめんどくさいし、「面白い経験」と言えば面白い経験ですよね。

回答は紙かオンラインで

調査は紙のフォームで行うのかとばっかり思っていたんですけど、インターネットでも行えます。

しかもFacebookでは日本語で「国勢調査やりますよ」という広告が出ているほどです。
skitched-20130227-151241
↑こんな感じです。

そしてさらに。紙のフォームを配る人は全国で7-8,000人いて、明日のために各家や宿泊施設を回ってフォームの配布と説明、それと記入済みのフォームの回収を行っているんです。

他にもいろんなところで「国勢調査やりますぜ」と案内を出していることを考えると、運営費だけでいったい国は幾ら払ってるんだろう?と思ってしまいます。

Shortland Streetの回し者?

2013-03-04 16-25-04
記入例のところの住所がSHORTLAND STREでした。
これってShortland Streetの宣伝なんでしょうかね?

※Shortland Streetというのはニュージーランドで最も長くやっている昼ドラみたいなもので、1992年から5000話以上放送されている国民的番組です。

どんなことを聞かれるのか

Censusで聞かれることはザッと書くとこんな感じです。

  1. 名前
  2. 性別
  3. 生年月日
  4. どこに住んでいるか
  5. どのくらい今の住所に住んでいるか
  6. 5年前2008年3月5日はどこにいたか
  7. 2013年3月5日はどこにいるか
  8. 生まれた国
  9. 外国人:ニュージーランドにいつ来たか
  10. 民族(ニュージーランドの白人、マオリ、サモア、クックアイランド、中国人など)
  11. 普段使っている言葉
  12. マオリの人は部族の名前
  13. 体のコンディション(目が悪い、難聴など)
  14. 慢性的な障害があるかどうか
  15. 宗教
  16. 同居している人は誰か(家族構成や同居人の有無)
  17. タバコを吸うか
  18. 未婚・既婚・パートナーなどの状態
  19. 持ち家かどうか
  20. 女性:子どもを何人産んだことがあるか
  21. 学歴
  22. 収入源(お給料、自営、失業保険など)
  23. 年収
  24. 職業とその内容
  25. 職場の名前
  26. 1週間の労働時間
  27. 通勤方法
  28. 失業者:仕事探しているか
  29. 失業者:どうやって探しているか

その他にもいくつかありましたが、これでほぼ全部です。

一見、こんなにたくさんめんどくさいなーって思えますが、ほとんどマークシートなので言うほど大変でもありません。

なんかニュージーランドの一員という感じがしました

所要時間は5分-10分程度でした。

日本にいたとき、国勢調査と言われたら「うわ、めんどくさいなー」としか思えませんでした。
そもそも日本に30年住んでたわけなんですけど、一回も国勢調査をやったことがありませんでした。5年に1回やってるなんて今さっき初めて知ったほどです。
日本の国勢調査ってどうやって実施されているんでしょう。逃げてたわけではないのにやったことがないのが不思議です。

ところが今回の調査はずっと楽しみにしていました。
それは今後のニュージーランドの人口には間違いなく自分がカウントされていて、民族のところでも日本人として数えられているからです。
日本で「自分が国民の1人なんだ」なんて感じることはなかったけど、やっぱりニュージーランドという外国の地にいると、自分が外国人であることを意識することもあります。そういう意味でこういう場に参加できるのは嬉しいなって感じてしまいます。

そしてそれと同時に生まれ育った国でそういうのに参加していなかったことをちょっとだけ後悔もしました。
もし何かの都合で日本で生活することになったら、そういう日本のことに積極的に参加していこうと思います。

こんな記事もよく読まれています

COMMENTS