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ニュージーランドを代表するスポーツと言えばラグビーですね。
他にもクリケットとかネットボールも人気なんですけど、ラグビーの人気とは比較できません。国技と言っても過言ではないほど人気を博しています。
日本でも2019年にラグビーワールドカップが日本で開催されますね。
さてそんなラグビーのボールは誰もが知ってるとおり、他のスポーツではあまり見られない楕円形をしています。
どうしてラグビーボールが楕円形なのかって気になったことありませんか?
思わぬ方向に跳ねるから
ラグビーの面白さの1つにボールが楕円形のため、地面で跳ねたときに思わぬ方向へ飛んでいくイレギュラーなバウンドがあげられます。
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たった1回の変な跳ね方で試合を大きく変えてしまうこともあります。
この試合を大きく変えるバウンドを勝者側からは「ラッキーバウンド」とか「勝利の女神の気まぐれ」なんて言い方がされるそうです。
でも、このイレギュラーなバウンドを起こすためにこの形にしたわけではないんです。これはある意味、結果でしかありません。
ではどうしてあんな楕円系をしているのでしょう?
ここで問題です
さてどうしてラグビーボールは丸ではなく、あの楕円系にになったのでしょう?
下の中から答えを選んでみてください。
- 古代ローマ時代、頭蓋骨をボール代わりにしていたから
- 持って走るとき真ん丸のボールより楕円の方が持ちやすいから
- アフリカ原住民がダチョウの卵をボール代わりにしていた
- ブタの膀胱に空気を入れてボール代わりにしていたから
- ポリネシアの人たちが椰子の実をボール代わりにしていたから
なんだかどれも嘘っぽいですよね。
ラグビーボールが楕円な理由
さて答えを見ていきましょう。
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ラグビーボールが楕円になった理由は
全部正解
なんです。
実はすべてがラグビーボールの形の起源とされています。
ただし、ラグビーボールではなくラグビーというスポーツはすごく起源や歴史がはっきりとしたスポーツです。
1823年、当時のサッカー(フットボール)は手でボールを持つことが許されていました。そしてイングランドのエリスと言う少年が、ボールを持ったまま走ってゴールしたことがラグビーの起源とされています。
そのエリスが通っていた学校でラグビーボールは豚の膀胱を縫い合わせたボールを使っていたため、直接的なラグビーボールが楕円になった理由は「豚の膀胱」なのかもしれませんね。
ただ昔から「楕円のもの」で遊ぶという文化はあったようです。
当時1800年代のボールは非常に重く、またあまり弾まないボールでした。
そこでボール職人が試しにブタの膀胱の中に空気を入れて膨らませたものでボールを作ってみたところ、軽くて良く弾むボールができたそうです。
もちろん豚の膀胱ボールは真ん丸ではありません。
でも、そのまま楕円のボールでゲームをしてみたら、思わぬ方向に飛ぶのが面白かったので定着したと言われています。
他の球技も楕円にしたら面白いのに
サッカーとかゴルフとか転がす系は楕円だとゲームが成立しないのはやらなくてもわかるんですけど、野球のボールを楕円にしたら面白そうじゃないですか?
打った打球はどこに飛ぶかわからないし、バウンドしたらとんでもないところに飛ぶだろうし。
他にもボールの形を変えることで、今までにない楽しみ方、今までにない盛り上がりが出そうな気がしますね。
ぜひ一度試してみてくださいね!