国際線のパイロット操縦中に2度も熟睡 ニュージーランド航空

いつも日刊ニュージーランドライフではニュージーランド航空の良い話ばかりを紹介しています。それは良い話だけを選んでお伝えしているからではなくて、いつも良い情報ばかりだからです。

ところが今回の話は一見読むと「え…だ、大丈夫なの?」と言いたくなるような怖い話です。

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このまさかの話は2011年11月に起こりました。
なんで2年弱前のニュースが今さらなのかというと、情報の自由化が行われたため、当時のレポートが解禁になったからです。

そのレポートによると
ロンドンとロサンゼルス間を結ぶボーイング777-300ERのパイロットAさん(名前は非公開)は操縦中、2回も本人が寝ていたことにも気づかないほど突然の強い眠気に襲われ、結果1分ほどではあるそうですが眠ってしまっていたそうです。

同機にはパイロットが他にも2名同乗していたため、他のパイロットがカバーをして問題はなかったそうです。

この眠気の原因はロンドンで泊まったホテルの空調がうるさく3回も部屋を移ったが結局十分な睡眠が取れなかったからと言うことです。

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ニュージーランド航空では十分な安全を確保することを最優先にしているため、パイロットや乗務員に疲労などで業務に差し支えそうな場合は申し出てシフトを変えるなど対応をするように以前から促していたそうです。

ちなみに、今後何か問題が起こったときに「減給されたら困る」という理由で、レポートが上がってこなくなるかもしれないので、居眠りしてしまったパイロットに対して減給処分などは行われなかったそうです。

悪いニュースを逆手に取った安全性のアピール?

今回のニュース自体は一見すると「えっ!危ないじゃん!」という話ですが、ニュージーランド航空は今回のことに対して

“Safety is paramount and non negotiable for Air New Zealand.”
安全性は最重要事項であり、妥協はしない

と述べているそうです。

ある意味「誰か1人が眠りに落ちても大丈夫な体制を取っている」という安全性のアピールに繋がれば良いんでしょうけど、乗る人からするとやっぱり不安は隠せません。

今回こんなレポートが明るみに出ましたけど、他の航空会社でもこういうことって起きてるんじゃないかな?とちょっと思ってしまったりもします。

とにかく落ちないで安全に運行してもらいたいものです。

情報元
Air New Zealand pilot fell asleep in cockpit – ABC News (Australian Broadcasting Corporation)
No danger while pilot asleep: Air NZ – Yahoo! New Zealand

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