ビジタービザのエクスチェンジやWWOOFは違法

今日はビザと不法労働についてのお話です。

ビジタービザのエクスチェンジワークやWWOOFについてけっこう勘違いしている人が多いようです。
実は自分もつい最近までちょっと勘違いをしていました。あ、WWOOFを知らない方のためにあとで説明しますね。

場合によっては働く人はもちろん、エクスチェンジワークやWWOOFで人を雇った企業も罰せられるかもしれない。
今日はそんなちょっと真面目な話を書いてみようと思います。

エクスチェンジワークの意味

そもそも「エクスチェンジワーク」一般的に「エクスチェンジ」と呼ばれる仕事を知らない人のためにどんなものなのか説明したいと思います。

エクスチェンジがよく行われるのは、バックパッカーズと呼ばれる安宿や、農家や農場などです。

エクスチェンジ(exchange)、つまり日本語だと「交換」とか「引き換え」という意味なんですけど、仕事をする代わりにお給料ではなく、宿とか食事を提供してもらうことを主にエクスチェンジと言います。

別のケースだとランゲージ・エクスチェンジ(Language exchange)は英語を教えてもらう代わりに日本語を教えてあげて、お互いにお金が発生しないというのもあります。

でも、今回の話は上の「労働の代わりに宿や食事を提供してもらう」というエクスチェンジについてです。

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This photo was originally taken by Pat Scullion

ビジタービザのエクスチェンジは”違法”

時々うちの職場にビジタービザで入国した人、もしくはこれから入国しようとしている人から、こんな問い合わせがあります。

ワークビザを取りたいから、試用期間仕事をする代わりに、お金は要らないからエクスチェンジで食事だけ用意してもらえないか。
良ければビザのサポートをして欲しい

あと転々と旅行している人が、農家や牧場で仕事を手伝う代わりにご飯と寝るところだけを用意してもらうなんていう話もあります。
こういう農家で仕事をして部屋や食事を用意してもらうシステムをWWOOFと言います。

でも、これらはニュージーランドでは違法なんです。

New Zealand ImmigrationのページCan I volunteer once I am in New Zealand? – Immigration NZ Knowledgebaseにこんな記載があります。

If your intention is to receive a gain or reward i.e. any payment or benefit such as board and lodging or goods (e.g. food, clothing and services) that can be valued in terms of money, then you are not considered to be a volunteer.

意訳すると

もしお金や労働の対価、例えば寝るところや食事、洋服やサービスをもらった場合、それはお金を得たのと同じ扱いになります。それはボランティアではありません。

またその先には

WWOOFing (Willing Workers on Organic Farms in New Zealand) is considered to be paid work, as WWOOFers receive food and accommodation. WWOOFers must apply for a work visa.

これも意訳すると

WWOOFは食事や部屋を提供されるのでお給料が発生している仕事と見なされます。WWOOFの人たちはワークビザを申請する必要があります

ちなみにちょっとでも対価をもらうと違法らしいです。
例えば無給で仕事をして自分で食事代も払って部屋代も払っても、最後に「ユニフォームを記念に」ともらったらその時点でアウトらしいです。「厳密には」です。

あなたの周りの会社大丈夫ですか?

ワーホリビザが年齢的に、もしくは取得して取れない人にとって、海外でワークビザのサポートをしてもらう場合、試用期間をもらって仕事ぶりを見てもらうのは、よくある話だと思います。

でもこの時、労働の対価をもらったり、あげたりしたらアウトなので気をつけましょう。

「そんなのバレなきゃ良いじゃん」って言えばそれまでなんですけど、やっぱり真面目にちゃんとやっていきたいですね。

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