無料でポリテク(ニュージーランドの専門学校)に通う方法

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昨日からの続きです。
昨日はこの「無料でポリテク(ニュージーランドの専門学校)に通う方法」の前置きの文章のつもりが長くなってしまい、本編に入れずに終わってしまいました。

無料でポリテクに通えるなんてウソみたいなワザ本当にあるの?って思いますよね。
自分もウソだと思ってました。もし本当だとしてもすごい期間が短かったりとか、授業の内容が限られてたりするのかと思っていましたがそうじゃないんです。

どのくらいお金をセーブできるのか

この講座。無料になるのは授業料です。
例えば授業で使う教科書とか、授業で使う道具代は自腹です。さすがに元手がかかるものまでは無料にしてくれません。

全部書くとキリがないので、いくつかどのくらい免除されるかの一部を紹介します。ちなみにどの金額も3年コースの金額です。

まず一番お得じゃないコースで、Bachelor of Audio Production。オーディオ制作の学士号で約7200ドルの授業料が免除されます。でも、教科書代などで約11,000ドルかかります。
逆に免除額が大きくて自腹額が少ないのはBachelor of commerce(商業に関する学士)を取るコースだと約15,000ドルが免除され、自腹はたったの1,700ドルです。

他のコースでもだいたい11,000ドルから14,000ドルくらい免除されて、自腹で支払うのは3,000ドルから5,600ドルくらいです。逆にBachelor of Audio Productionは他と比べて群抜きで免除の金額が少なく、自腹金が高いようです。

しかも、このお金。
「あとで返してね」じゃなくて本当に免除されちゃいます!すごい良い話です。

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This photo was originally taken by Invercargill Water Tower | Flickr – Photo Sharing!

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受講資格

重要な受講資格です。これが「絶対にそんなの無理だし!」っていう資格だったら全然おいしい話じゃないですからね。

12週間かそれ以上のコースを取ること
これって意外じゃないですか?1-2週間だけ安いコースを受けさせて、あとは有料というのが多い中、むしろ逆で長い授業じゃないとダメなんです。

ニュージーランド人か永住権取得者、オーストラリア人
そうなんです。日本人の場合、永住権が必要なんです。
さすがに永住権を持っていない人に無料というのは無理みたいです。永住権を持っていない方はここで講座を受けることを予算に入れたら永住権取得までの費用を多少上乗せしても、ここで取り返せるかもしれませんね。

なんでこんなことが可能なのか

このすごいシステム。
もちろんニュージーランド全国のポリテクで使えるわけじゃありません。ニュージーランドでも1か所だけこういう仕組みを取り入れているところがあるんです。

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This photo was originally taken by PhillipC

場所はInvercargill。ニュージーランドで最南端にある街です。
上で紹介した写真はどっちもInvercargillの写真でした。

ここにあるポリテクSouthern Institute of Technologyでは2001年からZero fees schemeと称してこのプログラムを導入しています。

もともと1990年代、Invercargillは経済がドンドン悪くなり仕事がない若者がどんどん街を離れていってしまいました。
そこで2001年に当時のSouthern Institute of TechnologyのトップにいたPenny Simondsが720万ドル(5-6億円)という大きな予算を充てて、思い切った企画を打ち立てました。

それが「授業料無料」です。

彼女の思惑は死にかけている街に息を吹き返すには、外から人を呼ぶしかない。
人が増えれば飲食店やスーパーは賑わう。賑わえば人が必要になって失業率も減っていく。お金を得た人たちは街にお金を落とし、さらにお店は賑わい人が必要になる…というプラスの良い循環を作ろうとしました。

結果、720万ドルかけたプロジェクトは1900万ドル(15億円)の経済効果を生み、3年目には3,000万ドル(23億円)、2010年までの10年間の経済効果はなんと2億1,000ドル(160億円)にまで達する大ヒットになりました。

Invervargillってどんなところ

実は自分自身行ったことがないので、数字的なものしかわかりませんが、人口は2010年の時点で5万人弱です。

でも、それだけじゃわからないと思うので人口が多い街上位15位を並べておくと

  1. Auckland 140万
  2. Wellington 39万
  3. Christchurch 37万
  4. Hamilton 21万
  5. Napier Hastings 12.5万
  6. Tauranga 12.2万
  7. Denedin 11.8万
  8. Palmerston North 8.4万
  9. Nelson 6万
  10. Rotorua 5.6万
  11. New Plymouth 5.3万
  12. Whangarei 5.2万
  13. Invercargill 4.9万
  14. Whanganui 3.9万
  15. Gisborne 3.4万

Dunedinまで車で2時間半、Queenstownまで2時間15分。Aucklandまで飛行機で3時間半くらいです。

興味がある人はこちらをどうぞ

自分に興味のあるコースがInvercargillにあるなら、生活するためのお金が高いAucklandとかChristchurchに住むより、ちょっと田舎である意味勉強にも集中ができるかもしれない田舎の町Invercargillは良い環境なんじゃないでしょうか。

そこで勉強して、その先に繋げるという意味ではすごく良い選択肢に思えてしょうがありません。

Southern Institute of Technologyのページを見るとZero Fee Schemeの詳細(Terms and Conditionsなど)がキチンと書いてありますので、興味がある人は一度覗いてみてはいかがでしょうか。

Zero Fees Schemeの詳細について
Study at SIT with the Zero Fees Scheme!

どのくらい免除されるかについて
See how much you can save!

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