ニュージーランドに疎開したい人たち。理想と現実と提案

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自分の今の本職は接客業です。
某ホテルで接客をしたり、コーヒーを作ったりするかたわら、人事の仕事なんて言うのもしています。採用はもちろんスタッフのマネージメントとか、そんな仕事です。

そんな採用の仕事をしていて、ここ1年2年すごく増えた応募のパターンがあります。
今日はそのことについて書いてみたいと思います。

実は書きながら、話がどこに着地するのかわからないでいます。
でも、ちょっとそのことについて思ったことをツラツラと書いていきます。けっこう真面目なお話になる予定です。

「ここ1年2年で増えた応募パターン」というのは、勘の良い方ならわかると思いますが、東日本大震災がきっかけになっています。

原発が危ないと言うことで原発から逃げる方法として、核を持たない国ニュージーランドで生活をしようと応募してくる方が増えてきました。

しかも、なぜか多いのが旦那を持たない母子家庭。

具体的にどんな感じか書き出してみると

  • お母さんは30才半ばくらい。子どもは幼稚園に行くか行かないか。
  • 英語は「旅行で困らない程度」「意思の疎通はできます」という程度
  • 志望動機は「核がない国に住みたい」「子どもを伸び伸びと育てたい」
  • 仕事は何でもします

という感じの方が多いです。

海外移住の理想と現実

先に言っておきます。自分が思っていることは賛否両論あると思います。

その応募してくることを否定するつもりもありません。でもこれから書くことがある意味、現実だと思います。

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原発の恐怖で日本から出たい気持ちはよくわかります。
ニュージーランドに住んでいるのに本当にわかるのか?と言われたら、一部しかわかっていないかもしれません。でも、状況を自分に置き換えてこれから家族を築いていこうとしている者として共感できます。

自分だけでなく子どもが被爆しているかもしれない。それに自分の子どもが結婚して子どもを持ったときのことまで考えると、一刻でも早く日本から出て安心して生活したいんでしょう。

ニュージーランドは核を有さない国です。
そしてニュージーランドの自然の多さ。ニュージーランド人の人の良さ。犯罪などが少ない安全な国というイメージ、比較的馴染みのある英語圏であること、などなどからニュージーランドに移り住みやすい国であり、移り住みたい国なんだと思います。

2013-01-06 13-09-18

でも、まったく知らない土地で、しかも英語があまりしゃべれない状態で仕事を探して、子どもを育てていくことが出来るんでしょうか。

日本食レストランとか日本語だけで生活できる環境なら英語力は問われず、仕事は見つかるかもしれません。
でも、子どもが病気になったとき、大きな怪我をしたときどうやって病院に行って説明をするんでしょう。そのたびに医療通訳にお願いするのでしょうか。

それにニュージーランドは13才以下の子どもを家に1人にしてはいけません。これは法律で決められています。
そうすると、子どもはお母さんが仕事中どうするのでしょう。

たとえ仕事を見つけて、何らかの方法で子どもの面倒を見てもらえたとしても、その人か永住権を取ってニュージーランドに住み着くことは難しいと思います。
英語はIELTS6.5以上か、それに見合う経験や実績が必要です。仕事もレストランのウェイトレスやキッチンの調理補助のような仕事ではなく、レストランマネージャーや、ヘッドシェフやスーシェフ(2番手)などでなければいけません。

母子家庭だけでなく家族連れも多い

家族連れで移住したいという人も母子家庭ほどではないんですけど、何件もありました。

でもたいがい英語は意思疎通程度、仕事は何でもしますから雇ってくださいというものばかりです。
そうすると結局、上で書いたのと同じようなジレンマが起こってしまうわけです。

2005-09-17 10-36-41

こういう人たちを何とかできないか

今の職場ではいろいろな都合で、そういう方たちを雇ってはいませんが、何らかの形でこういう人たちをサポートすることができないかな?と思ったりもします。

例えばそういう日本を離れたい方の相談に乗って、観光ビザもしくは学生ビザで親はまず語学学校か、英語でスキルを身につける学校へ。子どもはその受け入れを行うところで預かるのか、幼稚園などを斡旋して、何かあったとき(病院とか)のサポートも行うとか。
あと家探しとか、職探しとか、相談窓口的なことをしたり。

そこで大きなお金が動かさないで、有志の人が家の一部を提供してシェアしたりしながら助け合う形のものです。
もしかしたら学校とか幼稚園の斡旋で、斡旋先からお金はもらえるかもしれないけど、「サポート」と称してお金を巻き上げるみたいなのは違うかな?という気がしています。

「海外疎開」「ニュージーランド疎開」みたいな。

こういう話興味ある人いませんか?

自分自身、ひとさまに貸す部屋なんてありませんし、住んでる場所が僻地すぎるので直接お手伝いはできないんですけど、ニュージーランドの企業とか、個人もかまいません、こういう話興味ないですか?

個人の場合は、なんだったら日刊ニュージーランドライフのこの場を使って、受け入れ先の紹介とかならできるかもしれないです。

なんだか書き始めたらアイディアというか、思いつきをダラダラと書いてしまいましたが、興味ある方いましたらinfo@nzlife.netまでご連絡ください。

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