ニュージーランドで世にも奇妙な「黒い氷山」が発見され話題に

「氷山」で誰もが思い浮かべる色は「白」じゃないでしょうか。
もしかしたら「青みがかった白」とかを思い浮かべる人もいるかもしれませんが、基本「白」をベースにした色を思い浮かべますよね。

ところが今、全世界でニュージーランドで撮影されたとされる「黒い氷山」が話題になっています。

「黒い氷山」ってどこかSF映画に出てくる悪者が関係しそうな邪悪な響きなんですけど、いったいどんな氷山なんでしょう。

話題の黒い氷山

もったぶらずにいきなり黒い氷山を見せちゃおうと思います。

skitched-20130112-125300
This photo was originally taken by Black iceberg – Imgur
すごくないですか?邪悪じゃないですか?

なんでこんな黒くなってしまったのでしょう?
土の塊じゃなくて、青く澄んでいるのに黒く濁った感じが何だか今まで見たことがない奇妙な感じがします。

そもそもなんで氷山は白かったり青かったり、黒になったりするのでしょう?

氷山の色が変わる理由

skitched-20130112-124917
This photo was originally taken by Ludovic Hirlimann

誰もが思い浮かべる氷山の色はこんな感じじゃないでしょうか。
青みがかった感じがする白。

氷山の色を決める要素は3つあります。

1つは「氷の中の空気の量」です。
これは家庭でも体験できることなんですけど、最近の冷蔵庫は「透明な氷が作れる」というのを売りにしているのがありますよね。
あれは、氷の中に空気が溜まらないように振動を与えて空気を逃がしながら氷を作っているそうです。

他にも沸騰させて空気の含有量を減らした水を凍らせるゆっくり空気の逃げ道を作りながら凍らせると、透明な氷ができます。

つまり空気が少なければ少ないほど透明度が増すと言うことですね。

skitched-20130112-124950
This photo was originally taken by zaufob

2つ目の理由は「氷の密度」です。
冷蔵庫で作った氷は透明です。それは強い圧力がかかっていなくて、密度はそれほど高くありません。

ところが氷山の場合、海に深く行けば行くほど水圧がかかります。そうすると氷は押しつぶされて、密度がドンドン高くなります。そうなるとどうなるか。
青みを増すわけですね。上の写真が良い例です。

そして最後3つ目は、「不純物の量」です。
例えば、土砂が混じった水が固まれば、氷の中にはたくさんの砂や石が混じっているので、透明度は下がり、氷は土砂の色になります。

これはあえて説明しなくてもわかることじゃないでしょうか。

では黒い氷山はどうやって生まれたのか

インターネットでは、黒い氷山ができた理由として、海底のオイルが混入、海底火山の火山灰、そして高圧力で青を通り越して黒に、などが挙げられています。

その中で1人だけ海洋専門学者のMark BrandonさんがTwitterでこうコメントしています。

「that’s a berg full of morraine」
Moraine(なぜか上ではRが2つ)というのは、氷河が谷を削りながら時間をかけて流れる時、削り取られた岩石・岩屑や土砂などが土手のように堆積した地形のことで、その削られた土砂がたくさん詰まっているということらしいです。

でも、これも学者の意見であって、本当にそうなのかはわかりません。

こんな珍しい氷山もある

1つの氷山で、白から青、さらには黒まで詰まっている氷山の写真を見つけました。

skitched-20130112-124937
This photo was originally taken by Señor Hans

こんなの実際に自分の目で見たら、鳥肌モノなんでしょうね。

黒い氷山が見れるかもしれない場所

 
世界中でも稀にしか見ることができない黒い氷山。
ところがTasman Glacier Lakeでは、他の場所と比べて多くの黒い氷山を観測できるそうです。これはぜひ自分の目で見てみたいですよね!!


View Larger Map

ここはMt.cookから出ているツアーGlacier Explorers NZ Mt Cookで行くことができるそうです。お値段は大人145ドルです。

Franz Josef、Fox Glacierと氷河ウォークは2つ制覇したので次はここに行ってみたいです!

こんな記事もよく読まれています

COMMENTS