裸でジョギングは合法!?新たな判決 in NZ

ニュージーランドは何気に裸体主義者(ヌーディスト)が多い国です。

以前もヌーディスト向けのモーテルを紹介したり(えっ!まさか…一瞬目を疑うB&B見つけた)しましたが、今度は「裸で走ることに違法性はない」とニュージーランドの高等裁判所が判決を下したそうなので、どんなニュースだったのか紹介します。



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逮捕までの経緯

Taurangaに住むAndrew Lyall Pointonさん47才はもともとヌーディストだったんですけど、ある日「裸でジョギングしたら気持ちが良いんじゃないか?」と思いたったそうです。

そこで人気(ひとけ)のない場所、時間帯を選んで試しに走ってみたところ、すごく爽快だったことから、それからというもの逮捕されるまでの18ヶ月「裸で」ジョギングを続けてきました。

そしてある2011年8月の朝8時半。
彼はいつも通りOropi Bike Parkを裸に靴だけ履いてジョギングをしていたところ、犬の散歩をしていた女性に目撃されてしまいました。

目撃した女性はかなりショックを受け、すぐに警察に電話。
警察は目撃ポイントを張り込み、3日後にとうとう裸でジョギングしているAndrewを逮捕しました。


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2回に及ぶ裁判

逮捕から4ヶ月後の2011年12月。
Tauranga地方裁判所は裸でジョギングをしていた彼に有罪の判決を下しました。

そして納得がいかないAndrewは2012年6月に上告し、再度裁判が行われました。

そのとき彼は「もしこれが猥褻ということであれば、神様は生殖器なんて創造しなかったはずだ」と主張したそうです。

最終的な判断は陪審員たちの意見が大きく反映されたものだったそうです。
論点は「ライフスタイルの違い」と「表現の自由」でした。そしてこういったことに寛容なニュージーランドの国民性が色濃く出た判決となり、Taurangaの高等裁判所は無罪判決を下しました。

この判決にいたった大きな要因として、彼が裸を他人に見せたい露出狂だったわけではなく、純粋に裸でいたいと願うヌーディストであったこと。その証拠として町から20キロも離れた森の中、しかも人が来ない早朝に走って他人様の目に触れないように心がけていたことが挙げられました。

今後も物議を醸す可能性大

さまざまなニュースサイトのコメントを読んでみましたが、いろいろな意見が寄せられていました。

日本のように人口の98.66%(参照元)が日本人で構成されている国と違って、ニュージーランドなどの多国籍の人々で構成されている国では日本では想像できないような宗教的な考えや、主義主張の違いで大きく意見が分かれることがあります。

その意見が極端であればあるほど、裁判が行われたあとの結果にいろいろな意見が出ます。

Andrewは裁判のあと「この結果はすべての自然主義者にとって大きな勝利だ。そして保守的な人たちにとっては後退だ」と述べたそうです。

でも、森の中を犬と一緒に散歩していた女性にとって、裸の男の人が走ってきたことは相当な恐怖だったと思います。

個人的に思うこと

個人的な意見ですが、彼が走っていた場所は例えそれが森の中と言っても公園の中にある森。他人の目に触れる可能性がある場所です。
そこで走ることは日本で言う公然わいせつ罪で良いんじゃないかな?と思います。

自分が所有する森の中を走るのは自由でも、公共の場はアウトじゃないでしょうか。

皆さんどう思いますか?

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