世界初!島全体を太陽光発電でまかなうことに成功

日本では2011年3月11日に起こった東日本大震災を起点にして、太陽光発電とか地熱発電と行った自然エネルギーを使ったエコな発電方法が注目を浴びています。

ニュージーランドは以前から原子力を使わず、地熱とか火力、風力などを使った発電で国の電気をまかなっています。

そんなニュージーランドがTokelauというニュージーランド領の島全体を太陽光発電だけでまかなえるシステムを世界で初めて作り上げたそうです。


This photo was originally taken by Wikipedia

なんだかすごそうなこの話。ちょっと掘り下げてみたいと思います。

太陽光発電って何?

太陽光発電を聞いたことがない人はあまりいないかもしれませんが、まず太陽光発電について簡単に説明したいと思います。

太陽光発電というのは字のごとくなんですけど太陽の光を使った発電方式で、再生可能エネルギーとして注目を浴びています。

仕組み的に故障が少なく、小規模でしかも設置制限が少なく運営ができる(例えば信号機に取り付けたり)などのメリットがある反面、デメリットとして今のところ他の発電方法よりも割高、しかも夜間は発電できない、昼間も天気に大きく左右されるなど安定した電力の供給ができないなどの問題点が挙げられています。

Tokelauってどこ?どんなところ?

Tokelauはほぼ赤道直下にあって、「そこニュージーランド領なの?」と思えるほど、離れたところにあります。地図で言うとここです。

View Tokelau in a larger map

人口はたったの1500人。ニュージーランドドルが流通しています。
空港はなく双胴船という船か、月に一度通る貨物船しか交通手段がないという辺鄙なところです。しかも、島内で民間の雇用はほとんどなく、出稼ぎ者の仕送りに頼る部分がないそうです。


This photo was originally taken by Atafu Atoll, Tokelau, Southern Pacific Ocean : Image of the Day
写真のように輪っかの形をしていて内側も海です。すごい形ですよね。
国連白書によると温暖化が進めば、21世紀中に海に水没されるであろうと言われています。

そんなTokelauの太陽光発電

Tokelauは場所柄、ほとんどの発電を今までディーゼルで行っていました。
これに毎年費やされるお金は莫大な金額になっていたそうです。

それを700万NZドル、日本円で5億円かけて3つのソーラーシステムを設置しました。
これによりディーゼルで発電するのと比べて、1年間で約1.5億円の節約になるそうです。

さらに2020年までに周辺の島国、例えばサモアやツバルなどと言ったクック諸島でも太陽光発電と風力発電と言った再生可能エネルギーだけを使って電気をまかなう計画でいるそうです。

小さな規模の成功が大きな成功への第一歩

たった1500人の小さな島の成功ですが、これがモデルケースになってより大きなものを作ることができるようになっていくので、ゆくゆく実験的にニュージーランドのどこか1つの街、例えばWanakaとかがすべて再生可能エネルギーでまかなわれる日も遠くありません。

クリーンでグリーンな国として名高いニュージーランドがさらにクリーンでグリーンになってくれたらいいな。と思える話でした。

情報元

Tiny Island Chain Becomes World's First Solar-Powered Territory

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