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ニュージーランドの浜辺でとんでもない物を拾った子どもが話題になっています。
その拾った物の価値は65,000ドル、日本円にすると450万円もします。
拾った物はダイヤモンドなど宝石や金、プラチナ、宝くじの当たり券などではありません。
誰かの落とし物ではないので、それを売ればもちろんその子、正確にはその子の親は何気なく拾ったもののおかげで450万もの大金を手に入れることができちゃいます。
さていったい何を拾ったんだと思いますか?
運命のつまずき
※この子が石を拾った子じゃありません。イメージです。
Charlie Naysimith(8才)は家の近所の浜辺をお父さんと一緒に歩いていました。
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するとCharlieが何か変わった形の石につまずきました。
普段だったら子どもがつまずいた石なんて見向きもしないのに、なぜか見ずに入られない、引きつけられるものがあったそうです。
その石を手に取ってみると、ビックリするくらい軽くて手触りはロウみたいな感じで、他の石とは全然違っていました。
そこでCharlieは石を家に持って帰ることにしました。
価値は100グラムで約11,000ドル
その石がいったい何なのかを知るために調べていくと、とんでもない価値があるものだとわかりました。
なんと100グラムで約11,000ドルもするんです。
彼が拾ったのは600グラム弱。合計金額で言うと65,000ドル(450万円)にもなるというから驚きです。
ちなみに金は100グラムで7,000ドルくらいなので、金の2倍弱も価値があります。
石ではなくて龍涎香(りゅうぜんこう)

その何だかメチャクチャ高い石。値段からもわかるとおり、ものすごい貴重すぎて市場に出回ることはほとんどないものなんです。
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その名を龍涎香(りゅうぜんこう)と言って、パソコン(ATOK)でも一発では変換されません。
匂いはその龍涎香の状態などによって違うそうなんですけど、ムスク(じゃこう)のような甘い匂いがするそうです。
龍涎香はマッコウクジラの腸内で発生する結石で、香料の一種として昔から重宝されてきました。
捕鯨が行われていた時代ですら、解体のときに偶然見つけられる程度、それが捕鯨が禁止になった今はほぼ入手不可能、金やプラチナ、ダイヤモンドなんかよりも高い値段で取引されています。
ちなみに龍涎香はアメリカでは条約の都合上、売り買いが禁止されているためCharlieのお父さんはヨーロッパで買い手を探しているそうです。
これってニュージーランドの話?
別にニュージーランドでこの龍涎香がよく拾われるわけではありません。
たまたまニュージーランドの海岸で見つかっただけなんですけど、「へーすごい!」という話だったので紹介してみました。
今度から浜辺を歩くときは下をよーーーく見て歩いた方が良さそうですね。