ジンジャービアとジンジャーエールは同じもの?後編

前回からの続き「ジンジャービアとジンジャーエールは同じもの?」の後編です。

前回の話は、そもそもジンジャービアとジンジャーエールは「Beer」と「Ale」だから、結局「ショウガのビール」ってことだと気がついたところから話が始まりました。
つまり、これら2つは同じもの、もしくはほぼ同じものなんじゃないかな?ということです。

そして調べていくと2つには決定的な違いがありました。

この違いは極端に言ってしまえば「作ることが合法か非合法なのか」そんな大げさな!と言われてしまいそうなほど大きな違いがあったんです。

ジンジャーエールの作り方


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まずジンジャーエールを自宅で作る場合、こんな材料と手順で作ります。
興味ある人はGoogleなどで「ジンジャーエール 作り方」で検索するといろいろやり方が出てきます。

材料
しょうが、シナモンスティック、ローリエ、鷹の爪、クローブ、砂糖、レモン、はちみつ、水、炭酸水

作り方

  1. ショウガを皮のまま摺る
  2. レモン以外の材料を鍋に入れる
  3. 弱火で沸騰しないように20分ほど煮る
  4. 煮た汁をこす
  5. 冷ます
  6. レモン汁を入れる
  7. 容器に入れて、飲むとき炭酸と割る

ということで、甘いショウガ汁を作って、それを炭酸で割ったものがジンジャーエールってことですね。

ジンジャービアの作り方


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さて気になるのはジンジャービアの作り方ですね。

材料
水、ショウガ、レモン、砂糖、イースト、空のペットボトル

  1. ペットボトルに砂糖とイーストを入れる
  2. ショウガを摺る
  3. レモン汁とショウガをペットボトルに入れて軽く混ぜる
  4. ぬるま湯をボトルの3/4くらい入れる
  5. フタをしっかりする
  6. 砂糖が溶けるまで混ぜる
  7. 少し暖かいところに24時間から48時間放置。寝かせる。
  8. 冷蔵庫に入れてイーストの動きを止める

そんな感じで作っていきます。

決定的な違い

材料がけっこう違うのは、2つの材料を見てもらえばわかると思います。

大きな違いは「イースト」です。
つまり「発酵させるか・させないか」が大きな違いを産むわけです。

そしてその発酵が産むものは、炭酸とアルコールなんです。

発酵具合によって変わりますが、発酵によって0.5%から2.5%のアルコールが発生します。
ジンジャーエールは甘いショウガ汁と炭酸。ところがジンジャービアは度数は低くても醸造している、つまりお酒を造っていることになるわけです。

日本だと1%未満はアルコールが入っていない飲み物として売れますが、2.5%のアルコールが発生していたら、それはお酒なんです。
そして、日本で1%以上のアルコールを含むジンジャービアを作ると密造酒の製造になり、違法になっちゃいます。

元を辿っていくと

ジンジャービアはジンジャエールが生まれる前からありました。そしてそのジンジャービアをカナダ人のジョン・J・マックローリンが改良し、ドラッグストアで売り始めたのがジンジャーエールの始まりでした。


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その後、改良に改良を重ねてカナダ・ドライというジンジャーエールで有名な会社になったそうです。

結論

あれこれ書きましたけど、どっちも美味しいから好きです。

思うんですけど、ホットケーキとクランペットの違い(そのときの記事)と良い、ジンジャーエールとジンジャービアの違いと言い「発酵」させるだけで、同じような材料でも全然違うものになるんですね。

勉強になりますねー。

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