宇宙からも見える6メートルのKiwi bird

全長6メートルもあるキウィ(鳥)がイギリスにいます。

あれ?日刊ニュージーランドライフでイギリスの話?と思われる方もいるかもしれませんが、今日はそんな巨大なキウィの話をしたいと思います。



This photo was originally taken by daniel.krook

6メートルと言えば3階建てのビルと同じくらいの高さ。
そんな巨大なキウィなんですから、もちろん本物のキウィではありません。


だからと言ってRotoruaとTaurangaのあいだにある巨大なキウィとも違います

どんなキウィか?

このキウィは宇宙からでも見える巨大なものなんです。


大きな地図で見る

これだけ見ると「どこにキウィ?」と思うかもしれません。
画面左上にある「+」を5回くらいクリックしてみてください。横を向いたキウィと「NZ」という文字が見えるはずです。

このキウィ東をてっぺんに作られているので、Google Mapsだと右が上になってしまいます。

約100年前に作られたキウィ

このキウィは1916年に作り始めて、なんと出来上がったのは3年後の1919年でした。

場所はイギリスにあるフォールズベリーという街です。

この街に第一次世界大戦が終わったときニュージーランドの兵士がいました。そして彼らはニュージーランドに帰れる日を待ちわびていました。

ところが待てど暮らせど、ニュージーランドに帰るための船が来ません。
次第に彼らの中で「このまま帰れないのでは」という焦りが生まれ、その焦りは兵士たち全員に見え始め、次第にイライラへと変わっていきました。

軍の士官はこのままにしておいたら、彼らが暴動を起こすかもしれないと恐れ、考えに考えたすえに出た答えは「ヒマだからいけないんだ。何か彼らに仕事を与えよう」でした。
結果、兵士たちは石灰岩を使って巨大なキウイを作らせることになりました。

キウィを選んだのは当時、ニュージーランド人兵たちは自らをKiwiと呼んでいたからです。
関連記事:徹底究明!ニュージーランド人をKiwiと呼ぶ理由
つまり士気を上げるためには、適当に石灰岩で丸を作って。とか名前を書いて!ではダメだったんです。何か彼らを象徴するものである必要がありました。

そしてそれから兵士たちは毎日キウィを作り続け、なんと念願の船が迎えに来てキウィ作りが終わったのは。作り始めてから3年が経った1919年でした。

その後キウィは第1次世界大戦後、靴クリームで世界的に有名な会社Kiwi Polish Companyが地元の人たちを雇って、現状維持に努めました。
ところが第2次世界大戦に入ると、あまりにも目立ちすぎて敵国空軍の目印にされてしまうことから、土や葉っぱで隠されてしまいました。

そして1948年にそれらの土は地元のボーイスカウトたちの手によって取り払われて、「The Kiwi’s Honour キウィの栄光」と呼ばれるようになったそうです。

イギリスで起こった話。イギリスの観光地かもしれませんが、ここにはニュージーランド人の兵士たちの故郷に帰りたい気持ちがたくさん詰まったキウィが生き続けているので、紹介してみました。

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